薄くて小さい財布DUN FOLD(ダンフォルド)の感想をレビュー!
数ヶ月くらい前から、僕の周りでちょっとした変化が起きていることに気づいたんです。それは、長財布を使っている人が、どうやら減って来ているようだ…、ということ。
といっても、決して、皆が一斉に、財布を買い替え始めたわけではなく、主流のジップ式長財布を使っている人もまだまだ多いんですが。
かなりコンパクトな財布を、スマートに胸ポケットから取り出し、颯爽と会計を済ませている人の方が、なんだか最先端な気がして…。この波に乗り遅れてはイカン!ということで、僕もすぐに薄型の財布を探し始めたんです。
そこで、このDUN FOLD(ダンフォルド)のことを知り、購入に至ったというわけです。
気に入っているポイント
ここまで薄いと、さすがに何もできやしないんじゃないか…という、直感を見事にくつがえしてくれるような、素晴らしい財布だと思いました。
こんなにコンパクトな財布なのに、これまでと同じように、日常生活を送れているどころか、むしろ快適になっているのが不思議なくらいです。
正直に言うと、使い始めてすぐの頃は、予備として、それまで使っていた財布も、一緒に持ち歩いていました。
新人の動向が心配なので、先輩を同行させる上司、みたいな感覚です。
ただ、自分の中でルールを設けていて、基本的には、長財布はないものと思って行動する!よほどのことがなければ登場させない!ということにしていました。
その結果、大きくてなんでも入る財布は、意外と必要がなかったんだな、と思いました。
実際、近所のパスタ屋さんで「ポイントカードはございますか?」と尋ねられた時には、一瞬、今まで使っていた長財布の中から、カードを取り出しそうになりましたけど…。
僕は、そこでもらえるスタンプのために右往左往する自分には、もう別れを告げたいな、と心から思いました。
それよりも大事なのは「時間」であり、「ポイントは結構です」ということによって得られる、優越感や、男らしさを尊重した方がいいんじゃないかな、と。
財布のレビューっぽくはないかもしれませんが、僕は、この財布のいいところって、レザーの質が…とか、金属部分の輝きが…とか、そういうことより、もっと「思想」に関する部分なんじゃないかな、と思ったので、こんな内容に寄せてみました。
実際に使用してみた感想
最初に心配だったのは、この財布だと「ほとんど現金を持ち歩けないこと」だったんですが、実際に使い始めてみると、そこまで大金を持ち歩く必要はないことに気付かされました。
お札で払った時に受け取ったお釣りは、すぐポケットに入れ、車に戻った際、コインケースにジャラジャラと入れてしまうので、特に不便は感じていません。
小銭は、子供達にあげれば喜ばれますし、その他に起きた変化としては、よく神社へ行くようになりました。せっかく小銭があるから、お賽銭を入れたいなぁ、と直感で思うのです。
この財布が来てからは、買い物の時に小銭を使わなくなったので、新たな使い道が生まれた、という感じです。
実際、その習慣ができたためなのか、最近、仕事の方も調子がよく、トラブルに巻き込まれることが少なくなりました。
神社にいる神様の力もあるかもしれませんが、きっと、自分の生活と最も密接な関係にある財布を断捨離できたおかげで、頭の中も、心の中も、スッキリしてきたというのが大きいんじゃないかな、と。
もちろん、この財布は、モノとしての使い心地も、とても良いです。
この薄さと小ささは、財布を持っていることを忘れさせるほど、快適です。
長財布と比べると、身軽さに雲泥の差が出るのは言うまでもありません。
さらにオランダのブランド、というところも高ポイントだと思いました。
オランダってあまりメジャーなイメージがないので。イタリアとか、フランスとかは、有名なブランドがいくつもありますけど、オランダのブランドって、なんとなく特別感があって、僕は、それだけでもなんだか優越感を覚えます。
カードを収納する部分は、わりとキツめに作られていて、最初は一度入れたら取り出せないのかな…?くらいの感覚もあります。
しかしカード入れ部分がゆるかったら、すぐに落ちてしまうので、これは逆にキツくないと優秀な財布であるとは言えないでしょう。
しかも、レザーなので、ちゃんといい具合に馴染んできてくれました。
良質なレザーが使われているので、手触りが気持ちよく、クールな印象でありつつ、味わいのある経年変化も期待できるという「ギャップ」に魅力があるように思います。
全て計算づくで作られていることが感じられるので、安心して購入して大丈夫です!
まとめ
オランダからやってきた、超薄型財布、DUN FOLD の使用感レビューを書かせてもらいましたが、いかがだったでしょうか?
この財布、モノとしての魅力も去ることながら、本当に肝心なのは、人間の精神やモチベーションにまでアプローチしてくれることではないかな、と思います。
人生において、本当に必要なものがなんなのか、ということを真剣に考えられるモードにしてくれます。
不要なモノと一緒にゾロゾロ行動してしまっていた過去の自分と、今では完全に決別できています。
このレビューを読んでくれた人にも、このスッキリ感が伝わるといいな、と思っています。