「メンズバッグ・鞄」人気が高い日本の本革製品ブランド36選
本革製のメンズバッグ・鞄を扱う日本ブランドを紹介します。
日本には徹底したこだわりを感じるブランドが沢山ありますので、鞄・バッグを探しているならば、まずは国内のブランドに注目してはいかがでしょうか。
使い始めてみればきっと日本製の良さを実感することができるでしょう。
※掲載の順番は、売り上げが高い順にしています。しかしほとんどのブランドが売り上げを公表していないため、業界内で予想されている数字を元に構成しています。
日本のメンズ本革製「鞄・バッグ」ブランドTOP5
人気&おすすめ度 | ![]() |
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特徴 | 世界中から厳選した素材を、熟練の日本職人が制作 |
売れ筋の価格帯 | 10万円前後 |
主な革素材 | マットーネ、マルティーニ、ブライドルレザー、コードバン |
「厳選されたレザーを、日本の熟練した職人が丹精込めて製作する」をコンセプトに、絶大な人気を集めているブランドです。
特に英国ブライドルレザーを使った製品と、世界中から選びぬかれるコードバンを使った製品は、人気が高く、頻繁に品切れになっています。
また直営の実店舗が東京や大阪などに全6店舗ありますが、人気の商品、またはすぐに完売が見込まれる商品は、web限定販売になる場合が多いです。
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特徴 | 日本製でしかもコスパが良い!豊富なカラーバリエーション |
売れ筋の価格帯 | 4~6万円前後 |
主な革素材 | アンティークレザー |
アニアリは商品点数やカラーバリエーションなどが非常に豊富な上に、日本製でオリジナルレザーを使用しつつも、価格帯が抑えられているため、とても選びやすい人気のブランドとなっています。
ネットでの人気も高いですが、有名百貨店でも、紳士鞄部門売り上げ一位になるほど、ユーザーからの支持を集めています。
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特徴 | 歴史ある日本の会社が立ち上げたブランド |
売れ筋の価格帯 | 3~6万円前後 |
主な革素材 | ワキシングレザー、プライムグレインレザー、グレイズドレザー |
半世紀以上、鞄作りに携わってきた株式会社キヨモトが新しい時代のプロジェクトとして2005年に立ち上げたブランドです。
エルゴポックの商品は価格がそれほど高くないのに、評価が非常に高いです。それほど革質やデザイン、機能面が評価されており売れています。
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特徴 | ヌメ革製のバッグが充実 |
売れ筋の価格帯 | 3~6万円前後 |
主な革素材 | ラティーゴ、スターレ、タンドー |
ヘルツの信念は「丈夫であること」を常に考えた鞄作りを行っています。また製品には、素材の持ち味がそのまま活かされやすいタンニンなめしの革が使用されている為、経年変化を楽しむのに最適となっています。
またオンラインショップはほぼすべて注文が入ってから職人が手作りで製作するため、基本的に納期が7~8週間となっています。実店舗が近い方は、行ったほうが早いかもしれません。
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特徴 | 万双独自の皮革「双鞣和地(そうなめしわじ)」に注目 |
売れ筋の価格帯 | 4~6万円前後 |
主な革素材 | 双鞣和地、ブライドルレザー、シモーネ |
「適正な品質を適正な価格で」をコンセプトにしているブランドで、そのコンセプト通り価格を抑えたバッグが魅力です。
製品にはブランドロゴが入るのが一般的ですが、万双ではロゴを入れていません。人様の鞄へ自分の名前が入っているのがおかしいと思うからだそうです。
また万双は百貨店などでは取り扱いがありません。直販でなければ適正価格で販売できないためです。
上記5ブランドが最強におすすめ
当サイトでは上記5ブランドをもっともおすすめしています。
ぜひ!これらブランドの製品を使って体感してもらい「日本製ってやっぱりいいね!」と感じてもらえたら最高です。
しかし他のブランドにも、もちろん良い商品があります。
時間をかけて、じっくり自分に合ったブランドのバッグを選びたい方は、下記のブランドも参考にして頂ければ幸いです。
日本の革製メンズ「鞄・バッグ」ブランド
ソメスサドルは国内唯一の馬具メーカーで、競馬騎手や馬術競技選手の多くが使用しています。
また丈夫で堅牢な馬具作りで蓄積した経験を、一般向けのバッグや財布などの製品作りにも活かしています。
北海道から発信される、人馬一体のハイクオリティ品質は必見です。
ガンゾは素材選びからなめし、革の裁断・漉き・縫製、そして磨きといった工程に至るまですべてに、一切妥協することなく“本物”を追求した最高級ラインをコンセプトにしています。
価格、革質、縫製などあらゆる面でユーザーからの評価が高いです。
ガンゾの製品は主に全国の百貨店で取り扱いがあり、オンラインショップでも充実した品揃えです。また東京の本店ではショップ限定アイテムの販売があります。
クリエイティブディレクターに干場義雅さんが参加しているブランドです。干場義雅さんは『LEON』『モノ・マガジン』『オーシャンズ』など有名誌の編集に携わり、独立後はテレビ番組「にじいろジーン」の一般人を素敵に大変身させるコーナーや、「とくダネ!」のコメンテーターとして活躍する方です。
ファッション業界を牽引する存在の干場義雅さんが立ち上げたブランド「ペッレ モルヒダ」は本質を知る大人たちに向け、高品質な日本製のバッグや財布、時計を取り扱っています。
頑丈な革製品を発信しており、エイジングに定評のあります。10年以上使い続けるバッグを探しているのであれば、一度は見て欲しいブランドです。
「長く愛せる、丈夫でシンプルなものを作ることを大切に」をコンセプトに、二人の職人がランドセルを作り始めたのがこのブランドの始まりです。
そのコンセプト通りいい意味で特徴の無い商品が多く、非常にシンプルで誰が使っても似合う、そんな製品が人気です。
原点となるランドセルは、専用サイトがあるほど製作・販売に力を注いでいます。
ファーロは太古から受け継がれてきた伝統ある素材を駆使し、職人達が時間を惜しまず熟練の技を尽くし、静寂な時を刻みながら育まれる花(製品)を大切にしたいと考えています。そんな「小さな一輪の花」が触れる人の心に光を灯すことを願っています。
高い製作技術を持っているブランドで財布は充実していますが、バッグの扱いはそれほど多くありません。
ブランドネームは、移り変わりの激しい時代に流されず、ゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示しています。
時代を超えて愛されるアメリカンカジュアル・アメリカントラッドを背景にしたプロダクトを展開しています。
gentenのメンズラインがdan gentenです。
ゲンテンのコンセプトは「環境に配慮します」、「限りある資源を大切にします」「長く愛着を持てるモノづくりを目指します」の3つです。環境に配慮した新しいライフスタイルを提案しています。
1941年に、カルバンクラインやランバンのライセンス商品を扱っている、イケテイ株式会社のプライベートブランドしてフジタカは設立されました。
創業者が日本の歴史や文化、富士山を好んでいたことから、日本ブランドとしての思いを込め富士鷹(フジタカ)とブランド名にしました。
フジタカは全ての工程を自社工場で行っており、メンテナンスや修理も日本製でしかできない安心と品質を提供しています。
1894年創業で日本の鞄ブランドの中で、屈指の歴史があるブランドです。青木で扱っている鞄ブランドは全部で6つあります。
・LuggageAOKI1894:高品質な商品だけに冠せられるベストブランド
・GAZA:都会のビジネスがキーワードのブランド
・Lugard:男の遊び心をさりげなく刺激するデイリーレザーアイテム
・COMPLEX GARDENS:日本人の伝統・文化的意識をベースにしたビジネスラインナップ
・la GALLERIA:ビターテイストなカジュアルブランド
・LA FERE:スタンダードなデザインのビジネスブランド
キーファノイのデザインコンセプトは、ファッション&ライフスタイルトレンドを常に意識し、ビジネス&カジュアルといった異なるシーンを両立させるスタイルを掲げています。
大峡製鞄は昭和10年に創業し、当時から素材選びや工程に至るまで手仕事によるハイクオリティな鞄作りにこだわってきました。
その結果、皇室から著名人、または世界的に評価を受ける老舗ブランドとして人気を博しており、またテレビメディアで紹介された実績も多くあります。
コルボの製品はすべて日本の職人がひとつひとつ心を込めて製作しています。そして修理も職人が行います。これが日本製にこだわる最大の理由です。
手頃な価格で見た目がかっこいい製品に惚れ込む方が多く、隠れた人気があります。
ユハクは独特の染色技術が特徴のブランドです。
ユハクの製品を見るとダーク系のグラデーションをしたカラーリングの商品が多数あります。これはデザイナーである仲垣友博さんが、長期に渡り取り組んでいた絵画制作の中で培った技法を元に、研鑽された技術です。
国内だけではなく、海外からの注目も高いブランドへ成長しています。
マスターピースは1994年に設立されたブランドで、日本ではあまり見られない独特のカラーリングと、変わった素材を組み合わせることで、オリジナリティ溢れるデザイン性豊かなバッグが魅力です。
またデザインの追及だけではなく、日本製にもこだわりを持っており、ブランドとしての自社工場や専属の職人を抱えて運営を行っています。
“使って楽しい・身に着けて嬉しい・ひとつ上の心地よさ。使う人にとって本当に良い物とは何か?”を原点に考え出した革製品をブルックリンは取り揃えています。
BEAMS(ビームス)やUNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)などの革製品の企画や生産を引き受けているため、デザインや色使いなど基本的にお洒落な商品が多いです。
いわずと知れた日本が誇る鞄ブランド吉田カバンです。メインで展開されている「ポーター」や「ラゲッジレーベル」は知らない人が珍しいぐらいです。
ナイロン素材の商品が多くありますが、革製品も充実しており、どの製品も丈夫で長持ちするので、コスパが良いと評判です。
「色気と遊び心があり、今の時代をさりげなく着こなす男性のためのTOKYO発信ブランド」というコンセプトがあります。
そのメッセージ通り、シンプルな中にちょっとしたカラーや柄を挿し込むデザインが多くあり、そのようなセンスに遊び心を感じさせられます。
ロワードでは革バッグを扱う自社ブランドとして「P・I・D(ピーアイディー)」と「coperto(コペルト)」の2つを展開しています。
P・I・Dは価格と機能面に優れたブランドで、ビジネスバッグでも2万円前後で販売されています。一方copertoはそれよりも高価格帯のブランドとなっています。
日本屈指の革製品ブランドで、ユーザーから高い評価があります。
財布など小物製品の品揃えが充実しており、革の種類もリザード、クロコダイル、コードバン、シラサギなど豊富に扱っています。
一方でバッグはあまり品数がありません。高品質な革製品を出しているだけに、バッグの商品点数があまり無いのが残念です。
2001年、恵比寿に本店を構え始まったブランドで、存在感のある高品質なレザーアイテムをコンセプトに展開しています。
天然皮革の良さを最大限に引き出した製品を多く販売しています。
「日本一楽しいレザーブランド」を目指す、をモットーに活動を続けていると社長の江越 載さんは話します。
その宣言通り、明るい色使いや、一風変わったデザインをした商品開発で話題になっています。
オーダーメイドにも力を入れているので、人とは違った物が欲しい方にオススメなブランドです。
デュモンクスは「未知なる可能性をもった2つの月」というフランス語から名づけられました。時代の感性とニーズに合った、タイムレスで洗練されたバッグを創造しています。
ビジネスバッグの商品ラインナップが豊富に取り揃えられています。
遊び心を表現できる男性に向け発信しています。ベーシックスタイルに独自のスタイルをミックスし、革の持つ本物の魅力を提案しています。
公式サイトにはあまりバッグが掲載されていませんが、ゾゾタウンではショップとコラボした別注モデルが多数販売されています。
革の持つ良さを最大限に引き出し、丈夫で使いやすく、シンプルかつ飽きのこないカタチを追求したデザインを目指しています。
催事部隊を編制し、各地の商業施設で特定期間の店舗展開を行っているので、近くに店舗がない地域でも、手に取って品質を確かめるチャンスがあるかもしれません。
半世紀以上に渡り、大手ブランドの高級ラインを生産し、革鞄・革小物合わせて年間6万本以上安定して生産している会社が立ち上げたブランドです。
柱はOEM事業で熟練の職人を30人ほど抱えており、そのたしかない技術力を注ぎ込んでどこにも真似できない製品を生み出したいという想いからフラソリティは始まりました。
Life(生命)、Ecology(環境)、Domestic(自国)をメインテーマに、時代を咬むという志から、L.E.D.BITESというブランド名が付けられました。
パイソンやスティングレイ、クロコダイルなどエキゾティックレザーが使用された製品が目を惹きます。
ワイルドスワンズのメンバーが独立して立ち上げたブランドです。
渋谷に工房兼店舗があり、来店は予約者のみ対応となっています。
素材の特性を知りそれを生かすことから発想したデザインと、見た目だけでなく使いやすさや機能に繋がるデザインが、UNISON(調和・協調)するのをコンセプトに生まれたブランドです。
1953年創業で、全国のノーティアムなど多くのセレクトショップで取り扱われています。
「感性に結ばれた小衆の人々に共感されるものを生み出していきたい」のコンセプトで創業当時よりバッグを作り続けています。
日本ブランドをおすすめしている理由5つ
ここまで日本の有名ブランドを沢山紹介しましたが、そもそもなぜ日本ブランドがおすすめなのか記載したいと思います。
1、海外のハイブランドは価格が高い
海外の製品も素晴らしいのですが、使っている素材の割に、価格が高過ぎると感じています。
なんで海外のハイブランド品が高いか知っていますか?それは知名度を上げるために様々な施策を行っているからです。
デザイナーは名の通った超一流の人、モデルも有名アーティストやセレブ、店舗を構えるのも一等地、それらを最大限に活かして宣伝活動を行うことで、誰もが憧れるハイブランドへと昇華しています。
商品の素材自体にはそこまで高額になる理由がありません。ハイブランドの商品には様々なストーリーが付加されることで、高額商品になっているのです。
良質素材の商品でコスパを求めるなら、確実に日本ブランドに分があります。
良質な商品を提供している日本ブランドは、使っている素材が海外ハイブランドと遜色ありません。
2、職人のレベルが高く作りがいい
イタリア製と聞くとなんかかっこいいですね。フランス製もお洒落な感じがします。しかしそれらと比べても日本製はやっぱりレベルが全体的に高い傾向にあると感じています。
日本の職人が作る革製品って、本当に緻密で繊細で丈夫に作られています。
作りが良いので、ちゃんとメンテナンスして大切に扱えば、なかなか壊れないのも特徴のひとつです。
これはおそらく国民性なんでしょう。手を抜かずに本気で細かな作業に取り組むのが、日本人に向いているのだと思います。
3、サイズが日本人に合っている
日本製は日本人がデザインして作っているわけですから、当然、日本人の体型にピッタリと収まります。
欧米や欧州のデザインは当然、現地の人たちに合わせたサイズ感となっています。日本人と欧米や欧州の人達を比べると全然骨格が違いますからね!もうびっくりするぐらい違います。
バッグなので影響は少なくて済みますが、それでもしっくりくるのは日本製品のほうが多いです。
4、充実の機能性
日本製のバッグって緻密にデザインされていることがほとんどで、機能性が高い傾向にあります。
ペンを刺すポケットがあったり、折りたたみ傘を収納できたり、名刺入れや定期入れ専用のポケットがあったりと、どこのブランドのバッグを見ても充実のポケット、利便性を考えられた設計、むしろ使いにくいバッグを探す方がむずかしいんじゃないかと思うほどです。
5、自分が生まれ育った場所から生まれた物だから
ここまで色々おすすめする理由を書いたのですが、最後はこれだと思います。
やっぱり自分が育った場所から生まれたブランドを応援したいという気持ちになります。
サッカーだって野球だって、地元のチームは好き嫌い関係なく応援したくなるという気持ちは、共感してもらえるはずです。
地元に帰ってくると安心しますよね。日本製に安心感を覚えるのはそれが影響しているのだと思います。
最後に
実は個人で製作しているような会社やブランドも集めれば、日本の革ブランドはまだまだ沢山あります。
しかしそれら1店1店がどのようにこだわって製作しているかは分からないため、今回は実績があり業界ではそこそこ有名なブランドのみピックアップしています。
ぜひこの中からアナタの気に入る鞄・バッグを探してみてください。