『Berluti(ベルルッティ)』メンズバッグの特徴や魅力、世間の評判は?
Berlutiは、1895年にフランスで創業したブランドです。創業者であるアレッサンドロ・ベルルッティは、幼少の頃から一人で馬車を組み立てるほど、優れた木工職人で、その興味は次第に靴の製作に移っていったとのこと。こうして、ベルルッティは高級紳士靴のブランドとして、その歴史をスタートさせました。
(出典:http://www.berluti.com/ja)
ベルルッティの愛好家として知られる人物は、あの有名な画家、ピカソや、アンディー・ウォーホルなどです。セレブどころか、歴史上の偉人に愛されるブランドですから、その品質の美しさ、素晴らしさは、今さら語るまでもないでしょう。
現在は、4代目であるオルガ・ベルルッティがアートディレクターを努めています。彼女は、ベルルッティの世界観を改革したと言われています。それまでタブーとされていた斬新な色彩を取り入れたり、レザー製品の軽量化に挑戦したり…といった努力が、世界中から高く評価されることとなりました。
ちなみに、バッグのコレクションが始まったのは、2005年のことですから、まだ比較的新しいラインというわけです。
ただ、品数はかなり多く、カラーバリエーションに関しても、色彩のセンスが斬新で、個性的なものが存在したり…と、ショップを眺めていると、それだけでワクワクするような興奮を覚えることができます。
価格帯や世間の評判は?
ベルルッティの商品は、正直言って非常に高いです。歴史上の人物が愛用していたほどの超一流ブランドなので当然といえば当然なのですが…。財布でも10万円以上、バッグだと30万円、40万円はあたりまえ…といった感じなので、よほどベルルッティのことを調べ尽くして、惚れ込んでいる人でないと簡単には手が出せないでしょう。
それほどの高額商品であるバッグを購入した人は、一体どのような感想を持っているのでしょうか?ネット上のレビューを調べてみたら「非常に気に入っています」という声がある一方で、「とにかく手のかかる彼女みたい!」と評されていました。
ビジュアルが美しい上に、個性的でハッと目を惹くので「素敵なバッグですね!どこのですか?」と、持ち歩いていれば、商談相手などから高い確率で声を掛けてもらえるのだそう。
とにかく誇らしい気持ちになれるそうなのですが、天気予報のチェックは欠かせないのだとか…。ちょっとでも雨に濡れると大変なことになるので、いつでもすぐに拭えるよう、常に乾いた清潔な布を忘れずに携帯しているそうです。
また、爪がちょっと当たっただけでも傷になってしまうので、動きが雑な人とは距離を取ったり、満員電車には乗らないようにしたり…と、気を遣わなければいけない毎日の連続だそうです。
まさに「手のかかる彼女」ですよね!ただ、高いお金を出して手に入れ、さらにそこまでして可愛がるからこそ、心からの愛着が沸いてくる…というのも事実なのでしょう。
オススメの商品は?
UN JOUR(税別418,000円)
ベルルッティらしい、高級感溢れるビジネスブリーフケースです。
フォルム自体はとてもシンプルで、定番と言える形状をしていますが、非常に味わい深い色彩をしていますし、テクスチャーが何とも言えず大胆ですよね!これは、ベルルッティの製品によく見られる「カリグラフィー」と言われる、文字をあしらい、刻んでいく表現手法なのです。
文章の内容について、公式のショップには詳しい説明が載せられていないのですが、どうやらラブレターであるという説が有力のようです。
個性的であることには間違いないので、使う人を選ぶバッグと言えそうですよね。厨二病っぽい…という理由で敬遠してしまう人もいるようですが、ありがちなバッグを手にしたくない…!と考える人にとっては、たまらないデザインであると言えるでしょう。
40万円以上もする、超高価なバッグなので、それこそ本物の彼女のように可愛がってあげて欲しいです。
どこで購入できる?
ベルルッティのショップは、全国に11店舗ほど存在します。東京、横浜、大阪、名古屋、福岡にしかないので、なかなかレアな存在です。
ネットで購入することもできますが、商品の単価が非常に高いですから、やはり実物を見てから、店舗で直接、買うことを決意する方が良いでしょう。
自宅近郊にショップがないという人は、何かの機会に遠征し、ショップを覗いてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ベルルッティの商品は、他のブランドの商品に比べて繊細でデリケートな分、メンテナンスには非常に力を入れています。
傷が付いてしまった時は遠慮せずにショップに持ち込んでリペアしてもらいましょう!
まとめ
フランスで産まれたベルルッティは、あのピカソやアンディー・ウォーホルも愛したという、世界的な超一流ブランドです。
独特の色彩や、カリグラフィーなどが特徴的で、持っていれば間違いなく、人の目を惹くことができるでしょう。
製品の質が非常にデリケートなので、メンテナンスが大変ですが、肌身離さず持ち歩くバッグですから、過保護に可愛がってあげましょう。そうすることで、本物の愛着が沸いてくるというものではないでしょうか!