10年使用したポールスミスの2WAYビジネスバッグをレビュー
ポールスミスのビジネスバッグを10年間使ってきました。良いところと悪いところが見えてきたので、ビジネスバッグの購入を検討されている方の参考になるようご紹介していきます。
控えめな遊び心のあるシンプルで機能的なデザイン
このバッグの特徴は、シンプルなデザインです。そこが良くて購入しました。また、シンプルだけではなく機能性も備えています。
一つには底鋲が付けられていて、床に置いてもバッグの底面が傷みにくいというところです。
また、バッグの外側の収納にマグネットを使用することで、開閉が容易にできます。
それから、色使いも外側だけを見ると黒一色ですが、内側の生地に紫のものを使用しているので、遊び心がありおしゃれです。
さらに、ショルダーストラップも付いているので手持ちだけでなく、肩掛けも使うことができます。
通勤・通学時に両手を自由にすることもできますので、読書などに便利です。
ポールスミスのビジネスバッグの使い心地
【良かった点】
このバッグを使って良かったところは、就職活動や面接などフォーマルな装いを求められる場面で活躍できるところです。
就職活動時のスーツとの相性が良く、またアルバイトの面接でもこちらのバッグを使い、キレイ目な格好をして行って恥ずかしい場面はありませんでした。
それから、A4資料のやノートパソコン、ペットボトルなども入れることができ、少し荷物が多くなっても入らないということがありません。
さらに、外側の収納と内側の収納を分けることができるので、よく出し入れするものは外側に、あまり出し入れしないものや大事な書類などはファスナーのついた内側に収納し使い分けができます。
【悪かった点】
逆にあまり良くなかった点として、ショルダーストラップが長いところです。
身長との関係もありますが、ストラップを短くしてメッセンジャーバッグのように腰上に肩掛けをしたいのにできないところです。
また、ナイロンビジネスバッグにしては重さがあるので少し疲れてしまうかもしれません。
破損と経年変化
汚れや傷は5年ほど使用してから目立つようになりました。
ナイロン部分の汚れは落ちにくく、濡れると白っぽく汗染みのようになってしまうのが気になります。
また、しっかりした形のビジネスバッグなので、芯地にまでシワができてしまうとシワが取れにくい点も注意が必要です。
革の変化については、2年ほどの使用で取っ手部分のコバが剥がれ、3年くらいで革のスレによる少しの色抜けが出てきました。
また、購入してから8年後くらいでしょうか、ファスナー部分がほつれて使用が困難になってしまいました。
ポールスミスの特徴
このブランドの特徴は、デザインに遊び心がある点です。
スーツなどをはじめ、裏地が派手だったり、靴下も派手だったり、おしゃれなものが多いです。デザイナーのポールスミス氏自身、かなり鮮やか色の靴下を身につけていたりします。
一見するとスタンダードなデザインのものが多いですが、裏地など細かいところに遊びを効かせています。
主な購入層は20代~30代です。ブランドは、脱オタファッションの登竜門的存在です。
ポールスミスは百貨店やファッションビルなど様々なところに店舗があります。価格もそこまで高くなく公式に通販も行っているので、偽物などの心配はなく比較的手に入りやすいブランドではないでしょうか。
今回ご紹介したナイロンビジネスバッグは、ディテールを変化させたモデルチェンジが行われています。
私が購入した理由
私がこのバッグを購入したのは、大学進学が決まったときでした。その後に控える就職活動やフォーマルな場面に備えて購入しました。
ポールスミスは中学生時代からシャツなどのアイテムを購入していたので、ショップに行ったときにトレンチコートと一緒に購入しました。
堅牢で無難なデザインのビジネスバッグ
取っ手部分やパイピング部分に牛革を使用したナイロンバッグの耐久性としては申し分ないです。
ナイロンのキレイ目なデザインのバッグで、10年の使用に耐えられるのはなかなかないのではないでしょうか。
また、ここまで痛みが出るまで使い続けたのはやはり普遍的なデザインからでしょう。痛みがあるため今はほとんど出番がありませんが、いいものを長く使えたと満足しています。