HERZ(ヘルツ)ビッグスマイルバッグの使用感をレビュー
HERZ(ヘルツ)のバッグを使い始めて3年になります。
本革の風合いに惹かれて購入したショルダーバッグですが、3年間愛用することでよい部分や悪い部分が見えてきましたので、これから購入を考えている方の参考になるようレビューしたいと思います。
HERZビッグスマイルバッグの気に入っているところ
このバッグの名前は「ビッグスマイルバッグ」としてお店で紹介されています。
半円を描いたファスナーの部分が大笑いしている口元を連想させるので、そのような名前になったとのことです。
実物を見ると確かに大笑いしているとはいわないまでも、愛嬌のある見ていて楽しい気分にさせてくれるバッグで気に入っています。
外観のデザインとしては、丸みがあり、曲線的なデザインですので男性がいかにも使いそうなゴツゴツした印象はなく、どちらかというと中性的なイメージです。
この前、美容院に行ったときに美容師のお姉さんにも「すごくかわいいバッグ」ですね、私が使いたいくらい、と褒められました。
HERZビッグスマイルバッグを実際に使って感じたこと
良かった点は革の風合いを存分に味わえることです。
初めて自宅に作りたてのバッグが届いたとき、革の匂いが部屋に充満するほどの強いものでした。おそらく購入後のしばらくは外で使っていても近くの人にも少し匂いが分かるのでは?というほどのものでした。
そのくらいの強い革の匂いを感じられるので、革の匂いが好きな方にはたまらないほどの満足感が得られると思います。
匂いは時間が経つにつれ少なくなってきて、3年経ったいまは匂いはほとんどありません。
本革のバッグが好きな方にとっては、本物の革のバッグを所持しているのだという満足感を得られると思います。
また、購入と同時に「ラナパー」と呼ばれるレザートリートメントも購入し、定期的にバッグの革を磨きという作業を行っていますが、バッグの革を育てているんだという気にさせてくれるので、この作業もまた楽しく感じられます。
バッグのデザインは当初の予想のとおり、とてもかわいく、かといって男性が使ってもまったく変ではなく大満足です。
悪かった点は、週末に外出するときの必須アイテムについては一応バッグに収まるのですが、その他のものはほとんど入らないので、もう少し何か外出する際に持っていきたいと考える場合は、他のバッグを使うことになってしまいます。
また、このバッグを大切にするあまり、天気予報が雨の場合は水にぬれさせたくないため、使わないことになります。
結局このバッグを使用するのは、土日祝日のうち天気がよく、しかも持っていく荷物が比較的少ない場合に限られるので、週に一日位しか使う場面がないことが挙げられます。
もう少し多くの荷物を入れることができるバッグだと良かったなと、今では思ってます。
あと、本革なので仕方ないですが、ビニール製のバッグと比較して重いです。あまり気にはなりませんが。
ヘルツのエイジングについて
購入して3年間が経ちますが、だんだんチョコの色が濃くなっています。
しかし目に見えて濃くなっているというよりは、以前の写真を見て比べるとわかるという程度です。
ヘルツの特徴
Herzのこのバッグは「スターレ」と呼ばれる素材が使われており、エイジングを存分に味わえます。
レザートリートメントで定期的に磨くことを楽しめる方にとっては、お勧めできる素材です。
このブランドの購入層はやはり、本革でエイジングを楽しめるバッグを求めている方、特に男性で比較的年齢層が高い30代後半以降が多いのではないでしょうか。
一生使っていきたいと思えるバッグを求めている方が多いと思います。
ヘルツの購入理由
このバッグは3年前に、当時お付き合いしていた彼女に誕生日プレゼントとしていただいたバッグです。
この時は経年変化を楽しめる本格的な革のバッグに興味を持ち始めた頃で、いろいろなバッグを調べて本革のバッグ作りに定評のあるHERZのバッグを購入することに決めました。
自分の中でいくつかのHERZのバッグを購入候補として選び、その中から彼女も予算的にもデザイン的にも賛成してくれる一番心惹かれたこのバッグを選びました。
購入の条件としては、本革で経年変化を楽しめるバッグであること、仕事用ではなく週末のプレイベートやデートで使えるようなバッグであること、トートバッグのように何でも入る大き目のバッグとはではいかないけど、ある程度、週末にお出かけするときに必須のアイテムを入れられる程度の大きさのバッグであること、ショルダーバッグが一番の購入の条件となりました。
男性の中には週末のお出かけは、財布とスマホだけを持てばいいのでバッグは不要といった方もいるかとは思いますが、私は外出する際の必須アイテムとしては、スマホ、タブレット、iPod、大き目の財布、A5サイズのスケジュール帳+メモ帳、万年筆やボールペンがすべて入ることが条件となります。
今回購入したバッグはHPの説明書を見る限りおそらく入るだろうとの予想のもと、これに決めました。
色は黒だと経年変化時の色の変化がわかりづらいし、赤だとちょっと女性的過ぎるような気がしたので、チョコ色を選択しました。