4年使っているSLOW(スロウ)のヴィンテージレザーショルダーバックをレビュー
今回ここで紹介するのはSLOW(スロウ)というブランドのバックです。
ヴィンテージ風に仕上げてあり、だいたい4年間ぐらい使っています。
このブランドを初めて見たのは割と最近です。2008年に立ち上がったので結構日が浅いブランドです。
びっくりしたんですけど、これ日本のブランドなんですね。どうみてもイギリスとかアメリカの古着にありそうな感じですが、そういう風合いにもともと作っています。
ブランドネームとしても「移り変わりの激しい時代にゆっくりと創作していきたい、永く愛用できるように」という思いが込められています。
SLOWショルダーバックの気に入ってるところ
さてこのバックの気に入っているところですが、やっぱりデザイン性でしょう。この独特の風合いといいますか、ヴィンテージ感はなかなか出せないと思います。
あえて色あせたようなキャンパス地の布に、エイジングが楽しめる茶色のレザーのベルト。そして最も好きなのが真鍮の金具ですね。
このくすんだ金色、貧者の金と呼ばれる独特の風合いがこのバックをグッとおしゃれに見せています。
またクラシックなあまりクセのないデザインで、若い人から老人ぐらいまで幅広く使うことができるでしょう。
洋服に関してはストリート系やクラブっぽい感じのスタイル以外はなんでもいけると思います。スーツでもいい感じです。
SLOWショルダーバックの使い心地
まずカバンの容量が比較的大きくA4サイズのファイルは持ち運ぶことができます。
またポケットが外側、内側に2箇所ついているため、色々とものを分けて入れることができます。
このようなクラシックを歌うバックにおける欠点をカバーしているところはすごいなと思いました。
バックの開け閉めがとても楽です。開閉する部分がボタンになっているのです!
革のベルトを外して開閉することもできるのですが、下にボタンが隠れてついており片手一つでパチンっという具合に開け閉めすることができます。
また細かい点では革のショルダーベルトの長さ調節をすることができるのもいいですね。
最も僕が伝えたい点は、このバックが基本的に丈夫だということです
革のベルトもキャンパス地の布も強いですし、雨に濡れても全然問題ありません。
ただひとつの部分を除いては…
それは写真にあるように淵を囲う黒い布です。
この部分をなんといっていいのかわからないのですが、非常に弱いです。
ここは僕の体と擦れてだんだん摩耗していくのです。
写真では現在あて布しており摩耗は止まっている状態ですが、あて布を取ったらボロボロになっています。
半年くらい使った時になんじゃこりゃーって感じになったんですが、この部分は絶対体に擦れて悪くなるぐらいわかるだろと突っ込みたいんですが…。ちゃんと作ってくれと思いました。
もうひとつ悪い点があります。これを店で修理しようと思ったら3ヶ月待ちですと言われたことです。
このブランドは長く使ってもらうため修理に力を入れているらしいのですが、修理の注文が殺到しとんでもなく待たされることになります。そのため僕は針と糸で自分であて布をしました。
エイジングついて
このバックは新品からエイジングがあるようなもんなんですが、さらにエイジングします。
とくにキャンパス地の布はエイジングしやすい素材で傷やものを入れた跡がだんだんと風味がでてきて、使っていて楽しいです。
SLOWの特徴
このブランドは基本的に皮を使ったヴィンテージ風のバックを販売しています。種類もかなり豊富でバックパックからショルダーバックと幅広いです。またオールレザーの物もあります。
キャンパス素材がメインのバッグは値段が安いです。僕のバックも15000円くらいでした。オールレザーのバッグは3万円ぐらいします。
このバックはデザインがかっこよく機能性も高いためお勧めです。ただ黒い淵の部分だけは弱いのでご注意くださいね。