万双 双鞣和地(そうなめしわじ)セカンドバッグのレビュー
日頃からお世話になっている、万双さんの双鞣和地(そうなめしわじ)セカンドバッグのレビューを書きたいと思います。
とにかく、万双さんのレザー製品は職人のこだわりが感じられて、品質が最高ですね。購入してから2年が経過しましたが、まだまだヘビロテ中です。
新しくバッグ等の購入を考えている方に参考になるよう、良い点・悪い点もしっかりと明記しつつレビューしようと思います。
万双セカンドバッグを持ったところ
持ってみるとこのような感じになります。
少し上品ですが、カジュアルにでも充分合わせられそうなデザインですね!
セカンドバックというとペラペラな革を使用したものが多いですが、こちらはしっかりと中身を守ってくれます。
小脇に挟んでも苦にならないデザインとなっているので、見事にスッポリと収まってくれます。
横から見るとこのような感じになります。うん、良い感じです。
続いて、ぶら下げてみますとこのような感じです。
なんとなくぶら下げるとだらしなく見えるような・・・やっぱり小脇に挟むのが粋でいいですね。ただ、片腕が塞がってしまうのはセカンドバックのデメリットです。
万双セカンドバッグの収納
収納力についてですが、セカンドバッグにしては入る方でしょうか?
ライニングも革張りで良い感じです。中には2つのポケットがあって、小物の整理なんかしやすいですよ。
そしてこのトップに採用されている水平に開く口粋は、中身が確認しやすく中にモノをとても入れやすいです!
これが思ったよりも便利です。口がヘニャってならないので、ストレスなく出し入れができます。
ちょっとしたお出かけには充分ではないかと・・・。ただ、単行本の本は入ってほしかったです。そこが残念なところ。しかし、この外観が損なわれるのは我慢なので、仕方ないですね!
実際に中身を入れてみるとこんな感じになります。
万双セカンドバッグの作りの良さ
革の適度な堅牢性もあり、とてもしっかりした作りになっています。
さすが万双さんです!仕上がりが綺麗なこと。スティッチの美しさに、思わず惚れ惚れしちゃいます。
横から見ても、綺麗な佇まいをしてます。しかし良い色になってきたな。
「双鞣和地」(そうなめしわじ)とは?
こちらの、セカンドバッグには万双さんが6年以上の月日を掛けて開発した、皮革「双鞣和地(そうなめしわじ)」が使用されています。
一般的な薬品鞣しに比べて、何倍も何倍も手間と時間がかかる方法で丁寧に仕上げられる革は、信じられないほどしなやかで、しかも丈夫なんです。
なにやら全世界でも10%に満たないタンナーでしか行っていないという、フルタンニンでの二度鞣しを万双独自の方法で行っているらしく、手で触れるとなんとも言い難いぬくもりが感じられます。
万双のエイジングについて
2年ほど使用しましたが、だんだんといい感じに色が濃くなってきました。
しかもこれまた絶妙なツヤ加減で、エイジングを楽しみたい方にはお勧めしたいです。
今まで使用していてクリーム使ったのは2、3回くらいではないでしょうか。手の脂できっと充分なんでしょう。クリームはあくまでも、補助程度で考えるようで良いかと思います。
多少、傷も付いてますがあまり気にならないです。むしろ味として見れる範疇です。
まとめ
以上がレビューになりますがいかがでしたでしょうか?セカンドバッグにしては、収納能力があるバッグだと思います。
この双鞣和地(そうなめしわじ)の革がぐんぐんとエイジングしていく様が最高です。
万双さんのレザー製品は、良いモノを送り出したいという作り手の気持ちが伝わってくるようで、大切に扱いたくなります。