ルイヴィトン モノグラムのキーポル55を10年以上使用したレビュー
ルイヴィトンのキーポル55という旅行鞄を10年以上使っています。
ルイヴィトンは様々なモデルを廃番にしていますが、このキーポルというモデルだけは常に定番で今もあります。他にも45、50、60というサイズ展開があります。
私は1週間の出張用にと購入して10年以上愛用して感じた良い点、悪い点をレビューしていきたいと思います。今後キーポルの購入を検討されている方々の参考になれば幸いです。
旅行鞄にモノグラムのキーポルかシリウスか?
ルイヴィトンの旅行鞄と言えば、キーポルかシリウスかに分かれます。キーポルはどちらかというと女性が多く持っているイメージですが、出張生活をしていると男性の利用も意外と多く見かけます。
荷物の収納力は断然キーポルの方が高いのですが、見た目を重視したスマートな男性的なタイプであればシリウスだと思います。
荷物が多い事を思えば、迷わずキーポルに、そして1週間分の荷物を持ち運ぶ目的もあり、55サイズにしました。
ルイヴィトンのキーポル55の使い心地
全体の大きさは、横55cm×縦31cm×幅24cm位です。内側はシンプルでフラットな構造のため、あらゆる荷物がたくさん収納しやすいことが魅力です。私はノートパソコンやA4サイズの書類もあっさりと収納して持ち運びしていました。
ファスナー部分はキー付きのダブルファスナーとなっています。スムーズに開閉できるので使いやすいです。
持ち手が丸みを帯びてしっかりしているので、長時間持っていても疲れないのも特徴です。
使わない時は、フラットに折りたたみができるので、押し入れへの収納がコンパクトにできます。
しかし、良い事ばかりではありません。最大の欠点は重さです。何も荷物を入れていない状態で約1kgあります。収納力があるので荷物がかなり大量に入ってしまいます。しっかり荷物を入れてしまうと全体的に相当な重さになります。入れ方次第では男性でも負担になるくらいに重くなります。
ルイヴィトンは経年変化がはっきり表れる
10年以上愛用していますが、比較的大切に使っている方だと思います。ナチュラルタンを使っている丸みを帯びた持ち手、名札、肩掛け用のレザーストラップ、そして縦にトリミングされた部分は、肌色のような色から、年月が経過すると茶色っぽい飴色に変化してきます。
移動中に雨や雪に濡れたこともあり、シミもあります。
10年以上、どこへいくのも一緒で、ともに戦ってくれた相棒のように感じます。
ルイヴィトンのキーポル55を購入したワケ
国内旅行や出張に行く際に、高級ボストンの定番といえばルイヴィトンのキーポルです。
私は大学卒業後に、システムエンジニアとして働くことになった時に、1週間単位の出張が当然のような生活になりました。様々な客先に行くのに、社会人として恥ずかしくないようなボストンを買おうと思いました。
出張の行き帰りで目に留まったのはキーポル55でした。当時価格が15万位はしたと思います。仕事三昧の生活でお金を使うことがほとんどなかったものの、社会人1年目の新人エンジニアにはまだ高価な代物かとも思いました。
しかし、自分への投資と考えて思いきって購入しました。今思えば、この投資は大正解でした。
先日新幹線の中で偶然に居合わせた方に査定してもらったところ、使い込んではあるものの痛みが少ない綺麗なエイジングのため、まだ何万かの価値があるとのことでした。
まとめ
私は相変わらずの出張生活を送っています。空港で、新幹線のホームで、ルイヴィトンのキーポルを見かけますが、人それぞれの経年変化をしています。私よりももっと長い期間使用している人のキーポルを見かけると、何とも言えない深みのある色合いが良い味を出していて、私ももっと使い込んでみようとさらに愛着がわいてきています。来週も我が相棒と出張です。これからも大切にしていきます。