ナポレオンカーフ・ビジネスボナパルトの特徴や使い心地をレビュー!
ココマイスターの中でも特に人気となっているシリーズ「ナポレオンカーフ・ビジネスボナパルト」についてのレビューをお届けします。
ナポレオンカーフは、個性的な革の表情にとにかくこだわって産み出されているシリーズです。
表面に加工を施すのに、丁寧に時間が掛けられているため、そこに置いてあるだけで絵になってしまう、何とも言えない独特な佇まいが実現されている…不思議で味わい深いバッグなんですよね。
フォルムについて
まず、全体のシルエットについて。スクエアなスマートさを醸し出しつつも、上部隅がカッティングされており、カクカクっと八角形チックに仕上げられているところが、なんとも個性的でキュートで気に入っています。
最初にパッと惹かれたのも、この独特なシルエットでした。
シンプルながらも「ありがちでない」印象を受ける最たるポイントが、この八角形的なフォルムにあると言っても良いでしょう。
手持ちとして使用することが大前提でデザインされているため、ハンドル部分は短めです。これによって、全体がスッキリまとまって見えるんですよね。
利便性だけを考えると、ショルダーストラップもあった方がいいのかな…なんて欲を吐いてしまいそうになりますが、いざ使用してみると、案外手持ちオンリーのバッグも良いものです。
何より、必要なものを選び抜くセンスが磨かれていきます。あれもこれも…と不要なものまで何でも詰め込んで歩くのって、あまり粋な紳士がやることではないですよね?
このバッグなら、財布とハンカチと薄型のPCさえあれば…他は切り捨ててもいいや、という気分になれます。
地味なポイントではありますが、底面が傷つかないように、鋲が施されているのが、なんともチャーミングです。
自分で自分の身を守ろうとしてる!みたいな…。この加工のおかげで、床にポンとバッグを無造作に置く際にも、一切抵抗感がありません。
バッグのみで自立してくれるのもありがたいところです。クシャッとしてしまうバッグや、フラフラして自力で立っていられないバッグだと、支えを用意するなど、気を遣う面倒臭さが生じてしまいますからね。
革質について
写真でパッと見た瞬間に、マットであることが伝わってくるバッグですが、実物は写真よりもさらにマットな質感となっています。
サラッとしている分、多少傷がつきやすいという難点はありますが、このバッグの革に関しては、傷の近辺を手で揉みほぐすことによって、案外目立たなくなっていく…という不思議な特性が挙げられます。
それに、少しくらいの傷や汚れであれば、それも味になりますよね?新品の時点で、既にアンティークな雰囲気を漂わせているナポレオンカーフシリーズですが、そもそもこちらの商品は、いかに経年変化を楽しめるか!というコンセプトの元に産み出されていますから、多少のダメージは、「勲章」だと思い、むしろバッグ本体にどんどん取り込んでいきたいところです。
容量について
手持ちで持ち歩くためのバッグなので、中身はできるだけ少なくするに越したことありませんが、ではこのバッグの容量が少ないのかというと、決してそんなことはありません。
適度な幅のマチも施されているため、書類やファイルがどんどん入りますし、内部はカードホルダーやペンホルダーなども充実していて、とにかく収納面に関する機能性はバッチリ!問題ありません。
カラーについて
筆者はマゼランブルーを選んでいますが、ココマイスターの推奨するエイジングをより一層楽しむためには、キャメルカラーのブランデーや、オリーブを選んだ方が良かったかな?という気もしています。
ただ、スーツに似合うシックな色、そしてちょっと冒険したカラーということで、手を伸ばしてしまいました。
ブランデーカラーのバッグは、確かにオシャレだと思うんですが、ありきたりすぎるかなっと思って、あまり見かけないカラーを選びました。
毎日の気分を上げてくれるカラーって、非常に重要なポイントだと思います。
もちろん、マゼランブルーの革だって、しっかり経年変化を楽しむことができますし、独特の色合いに仕上がるというメリットがあります。
ちなみに、このナポレンカーフシリーズには、カラーバリエーションが、ブラック、ブランデー、オリーブ、ボルドー、マゼランブルー、の5パターン存在します。流行色のボルドーも捨て難いですね!
まとめ
以上、ココマイスターのナポレオンカーフ・ビジネスボナパルトのレビューをお伝えしてきました。
価格が税込97,000円と、10万円クラスの高価なバッグとなっていますが、この革の絶妙な質感、独特の風合いは、滅多に手に入れられるものではありませんし、実際、常に入荷待ちとなっているような超人気商品ですから、気になった方は、是非一度、実物を手に取ってみて欲しいです!
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