BALLY(バリー)のショルダーバッグを2年半使った結果感じたこと
スイスの靴メーカーとして1850年代に創業し、以来革製品のブランドとしてヨーロッパで定番となったバリーですが、近年日本で急激に知名度・人気が高まりました。
そのバリーの本革のショルダーバッグを2年半、ほぼ毎日使ってみた感想を書きたいと思います。
赤と白のストライプで有名なバリーですが、このバッグはカラフルなストライプで余り見たことのないスタイルになっています。
その特徴的なスタイルに惹かれその場で即購入したのですが、使ってみて大満足でした。
バリーのショルダーバッグを実際に使ってみて分かったこと
革がとても丈夫
スイスで創業し、ラグジュアリーな革製品を作り続けるバリーは元は美しい装飾を施した婦人靴を作るところから始まりました。
それから創業120年の経験を生かし革靴メーカーからバッグや財布など、レザーファッションを追求し続け総合ブランドへと変わったバリーですが、フランスの上品で洗練されたデザインに受けた影響を今もそのデザインに残しつつ、そのデザインと、日本人にも引けを取らない勤勉かつ緻密なドイツ人技術者により出来たのがバリーです。
デザインで購入したのですが、バッグ自体はとても丈夫できちんとなめされていることにより雨や湿気にも型崩れなどなく、とても使い勝手が良かったです。
またひっかき傷などにも強く、ちょっとやそっとの扱いではダメージを受けませんでした。
本革のバッグは軽く金属がぶつかるだけでも大きな傷になってしまったり、雨やインクなどにより変色してしまうことも多いのですが、どれだけ使っても決して汚くなることもなく表面は丈夫で重宝しました。
シーンを選ばない万能なバッグ
気品とカジュアルさと頑丈さを併せ持ったこのバッグはビジネスでも、デートでも、はたまたアウトドアにでも持っていくことが出来ました。
仕事では取引先の方に「お洒落ですね」「上品ですね」「いい革ですね」と言われることも多く、会話のきっかけになることもありました。
デートでももちろん使い勝手がよく、ジーンズに合わせたりチノパンに合わせたり、短パンにも合うほど様々なスタイルに合わせる事が出来ました。
何と言っても様々な環境に強く、休日の海や山にも持っていくことができるほどどの格好にも合わせられ便利でした。
その結果「またそれ使ってるの。」と言われてしまうくらい、毎日どんな用途でも使えてしまいました。
A4サイズ対応のバッグは使いやすい
この大きさでA4サイズが入るということもあり、ノートパソコンやファイルも持ち運ぶことも出来ました。
ショルダーバッグは案外収納が少ないと思うことがあるのですが、A4より大きな物を入れることが無いことから、このバッグはストレス無く使うことが出来ました。
バリーのショルダーバッグを2年半使った劣化状況
ただ使い勝手が良いからといってあまりも色々な場で使いすぎたことにより、革はとても頑丈なのですが、肩にかけるストラップ(紐)の部分が痛み、またストラップとバッグの接合部も痛みが見られます。
ストラップに関しては革ではなく、ポリプロピレンのような素材で作られているので、経年劣化が一番見られました。
バッグとの接合部はフレキシブルな素材である革なのですが、そこも大きな劣化が見られます。
バッグがお洒落なデザインなだけにここの劣化はとても気になり、同じ大きさのバリーの別の商品を購入したとたんに、このバッグは使わなくなってしまいました。
また底面にも傷が出来てしまいました。(これはさすがに使用回数ゆえですが)
コスパが良くて使い勝手もいいバリーのバッグ
バリーの製品はどれもきちんとなめされた製品であるため、革独特のきついにおいはあまりありませんでした。
また天候により形が変わったりにおいがしたりということも無く、小雨で雨に濡れてもサッと拭くだけで大丈夫でした。
同じ価格帯の中でもバリーのバッグは品が良くセンスがあって丈夫で買って大満足でした。
私は飽きっぽいのですが、バリーの時代を超越したシルエットと洗練されたラインのデザインは飽きることなく、その控えめな装飾の上質さに惚れ惚れしました。本当に買って良かったと思える一品です。