BROOKS ENGLAND(ブルックスイングランド)メッセンジャーバッグの購入レビュー
自転車のサドルで有名なメーカー、BROOKS(ブルックス)のバービカンハードレザーバッグです。
シンプルで余計なものはなにひとつありません。メイドインイングランドの本革仕様です。
革は丹念になめされたタンニングレザーを使用しており、しっかりとした張りのあるバッグです。
この革は自転車のサドルと同じ革を使用されています。しっかり感があり、少し硬いようにも感じますが、それがこのバッグのパリッとした感じを出しており、かっこいいところだと思います。
私はこのメーカーのサドルも持っており、使用しております。
サドルも新しい時はとても硬く、痛いくらいですが、慣れてくると自分のおしりにぴったりフィットする形にかなり、最高のサドルになります。
このバッグも長い間使用することで革がなじみいい味わいを出してくれると思います。
BROOKS ENGLANDメッセンジャーバッグの使い心地
ショルダーストラップを延長しそのまま腰をぐるっと巻いて止めることができます。
これを止めることでバッグが前に回ってきません。メッセンジャーバッグとしての機能も十分です。
私は、お腹が出ており、からだもガッチリしているため腰まで巻いてしまうと、ストラップがギリギリとなりかっこ悪く感じますが、細い人ならとてもかっこよく使うことができると思います。
正直なところもう少しストラップが長ければいいのですが。正面から見てもとてもシンプルなのがわかると思います。
レザーベルトに差し込むだけなのでたくさんいれると閉まりにくく、形も崩れかっこ悪くなるのではと思ってしまいますが、内側のセンターにストラップがあるため開口部が大きく広がらないようになっています。
この内側のストラップがあるだけで中身が飛び出ないようになり機能性も兼ね備えています。
内側には取り外し可能なインナーバッグがついています。
バッグへの固定はスナップ留めになっており色合いもいい感じです。
メインが大きいので小物や貴重品の収納にはこのインナーバッグが重宝します。
ペンなどすぐ取り出したい時は、内側のストラップはそのままでインナーバッグから簡単に取り出すことができます。
背中側もシンプルでポケットも何もありません。プレーンな感じです。
ショルダーのストラップは、少し太めになっており、肩にあたるところにこのようなパッドがついています。
この太さが多少、重いものをいれても重さを感じなくしています。
私は、PCとIPadの両方を持ち運ぶことが多いのですが、斜めかけにしてもあまり重さを感じません。
他のショルダーバッグだと肩が凝ったりすることもあるのですが、このバッグだと体にぴったりフィットさせることができるためとても楽に感じます。
逆に言うと体にフィットさせることができるバッグなのだと思います。
また、体にフィットさせて使用することで少しずつ型崩れが出てきて、愛着感といい味を出してくれるのでしょう。
私のはまだそこまでエイジングされていませんが、今後、少しずつくたってくるのを楽しみにしています。
実は、このバッグの原型は1910年に生み出されていたそうで、それ以来、ブルックスは採用し続けています。
革のバッグは、使い込むことで体になじみ価値を上げていくものだと思います。
レザーバッグの利用シーン
レザーバッグは、これからの季節、秋から冬にかけて毎年気になります。
それは、革の暖かさを感じることができるからだと思います。さすがに夏場は大変です。
特にこのバッグだとフィットするのでかけたまま歩くと汗で大変なことになります。シャツもバッグがあたっている部分だけがびっしょりになります。
色も黒なのでビジネスでも使用できます。メッセンジャーバッグやショルダーバッグを、ビジネスで使用するとなるとなかなかいいモノがないのですが、このバッグはおしゃれ感もあり落ち着いていてシンプルで違和感がありません。
スーツを着ているときでもジャケパンの時でも使うことができます。
まとめ
人とかぶることもなく、さりげなく男性の所有欲を満たしてくれる、そしてたくさんの知恵と機能性が詰め込まれた最高の唯一無二のバッグです。
ただ、新しいブーツと一緒でなじむまでが少し恥ずかしい感じがして、なかなか使用感が出てこないのがこのバッグの欠点かもしれません。