Bally(バリー)のトートバッグを5年間使った感想をレビュー
このバッグの最大の魅力は、シンプルなデザインで流行に左右されないで使うことが出来ることです。
黒の本革のボディと、ひと目でバリーの製品だとわかる取手の部分の布で出来たストライプの模様。
夏のときのTシャツのラフな格好でも冬でコートを着込んでいるときや、フォーマルな服装とどんな服装でも違和感なく溶け込み、持っているだけでヨーロッパを感じるのは、このブランドの特徴とも言えるでしょう。
バリー トートバッグの使い心地
サイズは縦×横と40センチほどある正方形で、マチ幅は13センチあるので、A4サイズの書類はもちろんのことノートパソコンも軽々入ってしまう大きさなので、一泊程度の出張ならこのバッグで問題はないです。
地面に置いても崩れることがなくしっかりと立つので、電車などで移動するときは手で持たずにそのまま置きっ放しにする使い方をしています。
また鞄の中のデザインもおしゃれで、こちらもバリー特有のストライプが全面に布地で貼っており目立っています。
中には別途チャックで開閉出来る収納箇所もあるので、大事な小物などはこちらに収納するのが私の使い方です。他にも小さなポケットが2箇所ついております。
ここまで良いことばかり書いてしまいましたが、このバッグにも問題点があります。
まず日常で軽く出かけるときには大きすぎるということで、邪魔になってしまうこともしばしばあります。
小分けする仕切りがないので、ついついモノを何でも入れてしまって鞄の中身がぐしゃぐしゃになってしまい、重要なものがすぐに取り出せないということもよくあることです。
ですので整理整頓が苦手な方には、その大きな収納スペースがゆえにまどろっこしいと感じてしまうかもしれません。
ただ、ポンポン何でもすぐにバッグに突っ込むタイプの方は、この大きさで便利だなと感じるかと思います。ペットボトルも簡単に入りますしね。
バリーの経年変化について
このバッグを使い始めて5年ほど経っていますが、ボディの本革の部分は買った当初と比べ使い込んだ感じが出てきて、いい色となっております。
しかし、取手の革の部分はどうしてもめくれてしまい、経過による劣化が出てきてしまっています。
背負うことが出来なく持つだけなので、仕方ない部分もありますが、気になる箇所かもしれません。
購入理由とバリーについて
ヴィトンやグッチなどと比べ、バリーというブランドはストライプ以外目立った主張がないブランドです。
ですので、街で歩いているときに被ってしまっているなと感じることはまずないです。
バッグのメーカーはどこで作れられているのかが多いのかと考えるとイタリアやフランスを思いつくと思いますが、このブランドはスイス製です。
ミーハーなブランドには飽き、シンプルなものが欲しいという方が使っている印象が強いです。
私がこのバッグを選んだ理由もこれで、ブランドとして確立していながら自己主張が強くないという点で、伊勢丹メンズ館にて購入致しました。
また値段に関しても手頃で10万円程度買えるというのもいいところだと思います。
当初の目的としてはビジネス用で使っていましたが、デザインがブリーフバッグに比べるとカジュアルなので職場によっては使えないところもあるでしょう。
プライベートで使うのでも、冒頭でも申し上げたように大きすぎるというのがネックになるので、そこに目を瞑ることが出来れば優秀なバッグだと思います。
ブランドのネーム力とサイズとしっかりとした作りで値段も手頃です。
乱暴な使い方をしても傷つくこともなく、頑強なのは使っている革が良い物だという証拠ではないかと感じております。
そして、小粋な特徴として何気なく付いているストライプの部分が開閉式になっており、そこに写真を入れることが出来るのがまさにヨーロッパだなと思います。
まとめ
一流のブランドに比べると知名度には落ちますが、知る人は知っているバッグなので、持っていて恥ずかしくないです。私個人としてはお勧めしたいバッグのひとつです。