aniary(アニアリ)アンティークレザートートバッグのインプレッション
私が使っているのはaniary(アニアリ)アンティークレザートートバッグです。
aniaryトートバッグの気に入っているところ
上の画像は13インチのノートPC、ペンケース、手帳、リフィルケース、ペットボトルを入れた写真です。これだけ入れてもペットボトルがあと2本ほどは入る余裕があります。
ファスナー付きの大きなポケットがあり、すぐに物を取り出せる使い勝手の良い仕様です。ポケットの深さも申し分ありません。
色ムラが赤い色と相まってとても綺麗に見えるところが一番のお気に入りで、エレガントなフェイスとエンボスレザーの組み合わせがコーディネートのドレスアップに一役も二役も買っています。
aniaryトートバッグを使ってみたからわかること
まずは良い点から。
底鋲が付いているので床に置かなければいけない時などに汚れを気にすることなく置けます。
底鋲が付いているのですが、これがあるのと無いのとでは精神的にかなりの違いがあり、やはりあったほうが革が痛むのも遅くできるので助かっています。
置くとき等のシーンで、ハンドルが曲がるのも大変便利で、仕舞っておくときに余分なスペースをとりません。
ハンドル付け根の横にある定期入れ、これも便利です。
画像の白いのはiphone5です。
内装に関しては、内側の2つ連なっているポケットの大きさがとても優秀で、小物などのサイズにマッチしています。深さがあるので家の前について「鍵どこやったかな」がなくなりました。
見やすいように裏返してみました。よく見るラウンドファスナー長財布も入るくらい深さがあるのがわかると思います。(携帯はiphone4)
このバッグのマイナスポイントは、自立不可のために床に置くときに壁や柱に立て掛けないと倒れるところです。
収納力はA4も入るバッグですが、革が柔らかいので沢山の物を入れてしまうと底が伸びている気がします。沢山のものを入れた状態で床に置くと、底鋲よりも底の革が下がってしまうので底鋲が機能しなくなってしまいます。
それとこのバッグのハンドルは少し長く、階段などの昇降の際に少し腕を曲げないと擦る時があります。
aniaryの経年変化について
このバッグを購入してからまだ3年程しか経っていませんが、目に見える経年変化は特に無く、エイジングを楽しみたい方は物足りないかもしれません。
オリジナルレザーですが、普通の革製品と同じメンテナンスでも大丈夫で、これといったことに気を遣うことはありません。
aniaryの特徴
アニアリというブランドの革はオリジナルレザーを採用していて、その多くに加工が施されています。独特の艶とムラが他の革砥は違った表情をしています。
オリジナルレザー×細かなエンボス加工を施したモデルの人気が高く、バッグだけでなく財布の取り扱いもあるブランドで、MADE IN JAPANにこだわっているのが最大の特徴となっていて、内張りは迷彩がよく採用されています。
細かなエンボス加工は傷が付きづらく、とても上品な顔つきとなっています。
このように特徴的な革素材を使っているのですが、その割に価格がそれほど高過ぎるわけではないので、20代後半から30代に人気があるようです。
アニアリの多くのバッグが丸みを帯びたデザイン且つ、小振りな仕上がりになっているのですが、収納力は高く取り回しやすいので、デイリーはもちろん旅行の時にもオススメなブランドです。
aniaryのバッグを買った理由
個人的に底鋲、これだけは絶対に譲れないポイントでしたが、縫製と裁断もしっかりしていました。
革の質感も大変良く、もともとこのブランドが気になっていたということもあり、色合い、デザインともに上品でその場で即購入しました。
革は柔らかく、さわり心地はとてもさらさらしていて他の革とは違った風合いが楽しめます。
金具類は真鍮製のしっかりとした作りになっていて、ファスナーは高級ブランドのような重い引き心地で耐久性に期待できます。
ノベルティもワンポイントになっていて、実用性もあります。
まとめ
全体的に見てこのブランドは縫製などの技術的な部分もしっかりした作りになっていますが、革が薄いのが気になる方は気になるかもしれません。
とくに中堅~ハイブランドのバッグと比べるとその差が顕著ですが、3年程の使用期間でそれなりに雑に扱ってきましたが、穴が空いたりもありませんし、なにより日本製というのが安心できます。
値段が4万円半ばと決して安くないものになっていますが、それ以上の価値があると思います。