『アクアスキュータム』メンズバッグの特徴や魅力、世間の評判は?
Aquascutum(アクアスキュータム)は創業160年以上の歴史を持つ、英国発の伝統的なブランドです。
バッグだけでなく、コート、スーツ、シャツ、ブラウス、スカート、パンツ、ネクタイ、ベルト、傘…などなど、数え切れないくらい様々なアイテムを取り扱う、トータルブランドとなっています。
元は高級な仕立屋として出発したという経緯もあり、アクアスキュータムの代表的な商品は「トレンチコート」となっています。
アクアスキュータムとは、ラテン語で、「アクア=水」、「スキュータム=楯」を意味するため、日本語に訳すと「防水」という意味を持つブランド名になります。
その名の通り、アクアスキュータムのトレンチコートは、世界でもトップクラスの防水性および防寒性を誇ると言われています。
そんな、高級仕立屋から出発したブランドですから、バッグの品質だって、もちろん一流であることに間違いありません。
最近では、フィギュアスケートのイベント、『Fantasy on Ice 2016』で、世界のトップスケーター達が、アクアスキュータムのトレンチコートを着てパフォーマンスを行ったことや、あの『ベルサイユのバラ』とコラボした広告が、繊研流通広告賞で大賞を受賞したことなどでも話題となっています。
アクアスキュータムの知名度やイメージについて
シックでモダンなアクアスキュータムの商品は、いかにも日本人が好きそうな雰囲気が漂っていますが、アクアスキュータムの日本国内における知名度は、同じく英国発の伝統的なブランド、バーバリーなどと比べると、正直かなり低いです。
あのブルガリよりも古い時代から創業しているというのに、日本ではブランドの普及や展開に遅れを取ってしまったようで、現在はレナウンという会社に吸収され、その中のブランドの1つとして運営を行っています。
ただ、「知名度がある=良いブランド」という方式が100%正しいわけではありませんし、知る人ぞ知る、良質なブランドに目を付け、ファッションに詳しいオトナとして一目置かれたい…そんな願望を秘かに抱える人にとっては、アクアスキュータムはまさにうってつけのブランドであると言えます。
購入層や価格帯について
アクアスキュータムの商品を購入しているのは、30代以上の、オトナ世代な男女が中心です。
最初からバッグに魅せられて…というよりは、トレンチコートに興味を持って購入し、そのコートに似合うバッグを…という流れで鞄を買うのが王道コースのようですね。
英国の定番ブランドなので、価格帯はそれなりにお高めですが、同格の他ブランドと比較すると、やや抑えめに設定されている印象です。
バッグなどは、大判のトートやブリーフケースであっても、ほとんどのものが10万円以内で購入可能です。歴史ある、由緒正しきブランドなのに、価格はそこそこなので、まさに穴場的ブランドであると言えるでしょう。
オススメの商品は?
ショルダーバッグ・ワイド(2wayタイプ)
こちらは牛革を使用した、イタリア製のブリーフケースです。肩掛けストラップで、ショルダーバッグとしても使用可能なのが嬉しいですよね!
3室構造な上にポケットも3つ付いているので、書類や小物の整理をしやすいのが魅力です。
フロントにさりげなくロゴマークがあしらわれているところや、内側に鮮やかなブルーが施されているのがちょっとしたアクセントとなっています。
値段は、税込で97,200円。一流ブランドのバッグですが、10万円以内で手に入るので、是非とも注目して欲しい逸品です。
ブリーフケース
こちらのブリーフケースは、本体部分がポリエステル100%、付属部分に牛革が使用されています。
3色のラインや内装のチェック柄がキュートなので、20代〜30代の若い世代が持っても似合いそうですよね!ロゴマークがあしらわれた控えめなエムブレムも、イイ感じです。
ビジネスシーンで重宝する、A4サイズ対応のサイズ感や、取り外し可能なストラップ、3つもある内ポケットなどなど、機能性もバッチリ!値段は、税込で85,320円なので、同じような雰囲気のブランドの中ではお求めやすい方なのではないでしょうか。
どこで購入できる?
アクアスキュータムの商品は、公式サイトのオンラインショップ等で購入可能な他、全国の大手デパート・百貨店の店頭で買うことができます。
店舗数は他ブランドと比べてもかなり多い方ですので、お近くのデパートへお出掛けの際には是非、足を運んでみてください!
まとめ
アクアスキュータムは、英国の高級な仕立屋から始まり、以来160年以上、世界の人々に愛され続けてきた一流ブランドです。
代表作のトレンチコートは、フィギュアスケートのアイスショーや、マンガとコラボするほど、高い人気を獲得しています。
日本での知名度はあまり高くありませんが、由緒正しきブランドでありながら、比較的価格が抑え目なので、「いかにも」になってしまわない本物の上質なバッグを探しているという人には、是非注目して欲しいです!