ココマイスター『マルティーニキングファーガス』の使用感をレビュー!
僕は元々、革製品が大好きなので、旅行用のバッグも、シルバーや木製のキャリーケースではなく、革のボストンバッグにしたいなぁ…と思い、ちょうど良いものを探していました。
有名ハイブランドのボストンバッグに対しても、ちょっと憧れはあったんですが…、ただ、そういったバッグって、ブランドロゴのモノグラムなんかが主役になってしまっている節があり、革の質自体は脇役になってしまっているような感じがして、どうも僕的にイマイチだったんですよね。
できれば、主役はあくまでも革!で、色や質感を贅沢に楽しめるようなバッグにこだわりたいなぁ、と思ったんです。
革の素材さえ好みの感じであれば、ブランドは無名でマニアックなものでもかまわない、というつもりで、改めてボストンバッグを探し始めたんですよね。
そんな時、ネットで『ココマイスター』の存在を知りました。
ココマイスターはまだ新しいブランドで、これから力をつけてくるような雰囲気を感じ、これは、先物買いだ!という感じもして、いろんな意味でちょうどいいなぁ…と思いました。
このバッグで気に入っているポイントについて
こちらの『キングファーガス』には、イタリア産のマルティーニという革が使用されているのですが、この「色と質感」がとにかく、気に入りました。
個人的には「ブランデー」というカラーにダントツの魅力を感じました。革好きなので、経年変化を顕著に楽しめる色に、どうしても惹かれるんですよね!
いかにも「ボストンバッグです」といった感じの、王道なフォルムも好きです。
ここまで、いわゆるボストンバッグらしいボストンバッグって、意外とありそうでなかったりするんですよね!デザインが妙に凝っていたりすると、革そのものの表情を楽しめなくなるので、僕は革製品を買う場合、絶対シンプルなものの方がいいと思っています。
同じマルティーニのシリーズで、本体と持ち手部分が2トーンカラーで分かれているタイプのものもあったんですが、その遊び要素も、僕にとっては、革の魅力や革自体が遂げる変化の美しさを、ちょっと邪魔してしまうように感じられて…。とにかく、シンプルに革らしい革の色、一色で大胆にまとめているバッグにこだわって選んでみました。
購入した新品の時点から、すでに使い込んだような風格を感じるんですが、ここからさらにクタッっと、いい味わいに変化していってくれることを想像すると、今からワクワクします。用もないのに、やたら持ち歩きたくなってしまいます。
クローゼットにしまいっぱなしなのももったいないので、あえて部屋に出して飾ろうかな、と思っているくらいです。実際、早く経年変化を遂げてくれればと思い、時々、窓の近くに置いて日に当てたりもしています。
このバッグを実際使用してみての感想について
容量がとにかく大きいですし、細かな収納ポケットなんかも充実しているので、使用していて不便に感じたことは一度もありません。
ハンドル部分を握って、手持ちでも使えますし、ショルダーバッグとして、肩からさげることもできます。
革の質が柔らかいので、肩から掛けた時も、身体にスッとなじんでくれますよ!
ソフトな手触りなのですが、かといってグシャッと潰れてしまうこともなく、ほどよい柔らかさなので、地面に置いた時のフォルムは常に美しいです。
形状が、トンネル型?というか、かまぼこ型?というか、安定していて、どこにでも気軽にポンと置けてしまえるんですよね。
しかも、底辺にちゃんと鋲が打たれているので、「こんなところに置いたら汚れちゃうんじゃ…」と、気にする必要もありません。
そもそも、そこまで汚れに対してデリケートな革、というわけでもないように思います。革そのものに、生きていたころの傷が多少残っていたりもしますし、多少の汚れは味としてアクセントにもなる、的な…そんな懐の深さを感じさせてくれるバッグです。
使い込んでこそ、革製品の魅力は増していくと僕は思っているので、傷や汚れはある意味、勲章!ということで。もちろん、ひどく汚れてしまった時はちゃんと拭きますけどね!
まとめ
ココマイスターの『マルティーニキングファーガス』を購入して、本当に良かったと思っています!革そのものの質の良さや、表情の変化をダイレクトに感じられる素晴らしい製品で、マニアの僕でも大満足のバッグです。
旅行用に購入したんですけど、仕事が忙しく、最近あまり出番がない…というのがちょっと寂しいところですかね。
このバッグを使いたいがために、早く次の旅行の予定を入れたい…!とまで思っていますし、このバッグの収納力を堪能したいからこそ、1泊ではなく、もう少し長めの旅行を計画したいなぁ、とも思っていたりします。
以上、ココマイスター『マルティーニキングファーガス』の使用レビューをお届けしました!
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