12年間愛用しているマルエム松崎のボストンバッグをレビュー
長く使っていても飽きのこないシンプルなデザインで、耐久性、収納性に優れている、マルエム松崎のボストンバックをご紹介します。
マルエム松崎ボストンバッグの気に入っている所
わたしはこのバッグを使い始めて既に12年になりますが、とにかく収納性に優れ、耐久性が高い点が気に入っています。
また、使われている革素材は手触りが良く暑い時期でも暑苦しさを感じさせません。
形はシンプルで華美な装飾も無く、無駄のない形態・構造を追求した機能美を備えていてスッキリしているデザインも気に入っている点です。
マルエム松崎ボストンバッグの使って良かった点
かなりのボリュームの物を、無理やり詰め込んだりと、無茶な使い方をしても気にならない程の耐久性があります。
長年使っていても、とにかく丈夫で角部も擦れたりヘタったりということもありません。
ファスナーのフックの塗装が一部剥がれていますが、それ以外では経年劣化で見るからにくたびれてしまっている部位は、特には見当たりません。
質感は良好で、手触りはサラッとしていて個人的には好きな感触です。革製品特有の触ると粘りつくような感触はありません。
使うほどに手に馴染んでくるような感じです。
マルエム松崎ボストンバッグの使って悪かった点
ブランドにこだわるほうでは無いので私は気にならなかったのですが、一見して何のブランドかが分かりにくいです。
また、耐久性が良すぎて、ついつい物を詰め込みすぎるため重量が重くなり、ショルダーバンドが肩に食い込むほどの負荷が掛り動きづらいことがしばしばでした。
これはデメリットと言うよりは、間違った使い方をしているだけかも知れませんが。
マルエム松崎ボストンバッグはこんなにも収納可能
大まかに、本収納の部分とサイドポケットに分かれています。
本収納部分は、15センチ程度の幅を持たせて2つのファスナーで開閉でき、開口部はかなり大きく開く構造になっています。
本収納部はその内側にさらに内ポケットがあり小物を収納できるようになっています。
特に気に入っているのは、収納性の良さです。
ジーパン1本、ジャージ1本、セーター1着、下着(上下)2日分、靴下2足、バスタオル1枚、サイドバッグ1つを収納してもまだかなりの収納スペースがあります。
ファスナーの滑り具合は良好で12年間使用していますが、途中でひっ掛る事も無く片手での開閉もスムーズに出来ます。
サイドポケットはおおまかに三つの収納スペースが設定してあり、本収納部との仕切りの部分にはファスナーが付いていて、特に財布や免許証などの貴重品を収納するポケットとして最適です。
マルエム松崎の特徴
「マルエム松崎」というのは日本のブランドです。
老舗のカバンメーカーで創業は1889年の明治22年。国内外の旅行用スーツケースを中心にハンドバッグ、学生用カバン、ビジネスバッグなど幅広く手掛けています。
メンズバッグが脚光を浴び始めた昭和30年代初頭に、いち早く紳士用ショルダーバッグの開発に着手しました。
このブランドの特徴は一言でいえば多機能集約型で、軽くしなやかな革を使用し、内部はさまざまな仕切りがあり収納性を高め機能性を重視した作りになっています。
しかし残念ながらこのブランドは2010年に倒産してしまいました。
バブル時代を経験した年代には、かなり有名な鞄メーカーだったので、倒産したと知ったときはびっくりしたものです。
マルエム松崎のバッグを購入した理由
2泊3日程度の短期間の旅行や出張の用途として、耐久性と収納性に優れたボストンバッグを探していて、この商品にたどり着きました。
仕事用にも使うので、色やデザインがあまり華美にならずスッキリとまとまっているバッグを探していましたが、比較的に理想に近い形のものを手に入れる事が出来て満足しています。
まとめ
短期間の旅行では、なるべく一つのバッグに必要なものを詰め込んで動きまわりたいので、収納性が良くてとにかく丈夫な物をということで、今回ご紹介したバッグを入手しました。
かなり無理な使い方をしてきましたが、それでもびくともしない耐久性にはいまさらながら感心してしまいます。