長年使い続けたILS(イル)ブリーフケースを本音で評価
長年使っているILS(イル)のバッグをご紹介します。A4版の書類を入れるために購入したものですが、シンプルなデザインで飽きがこないので、書類以外にも活用しています。
ILS(イル)ブリーフケースの気に入っているところ
特に気に入っているところは、全体のデザインと使い勝手です。
とてもシンプルなデザインをしており、このシンプルさは使う場所やシチュエーションを選びません。
また、取っ手の部分を本体内に入れることができるので、状況に応じて、取っ手を持って歩いたり、バッグ全体を抱えるて持つことも可能です。
仕事で使う書類はA4サイズが多いのですが、このバッグは外形で横39cm✕縦29cmのサイズがあります。このため、封筒に入れた状態のA4サイズもらくらく収納できます。
書類を入れるために購入したバッグですが、最近はノートPCやタブレットを入れるのにも活用しています。
内部に2cmほどのマチが付いた書類用のポケットがありますが、最近の薄型ノートPCなら、ここにジャストフィットします。
また、周囲がぐるりとファスナーで囲まれていて、どの位置からも内部にアクセスできます。これは、とても便利です。
ILS(イル)ブリーフケースの良かった、悪かった
デザインに惹かれて衝動買いしたようば部分もあるのですが、実際に使ってみると、よく考えられている部分が見えてきました。
たとえば、内部にペンを挿すホルダーが用意されているのは便利です。また、名刺入れに調度良いポケットもあります。ここはスマホを入れるのにもぴったりで、とても重宝しています。
全体のサイズ感もちょうど良いいです。
逆にちょっと残念なのは、内側の素材です。
このバッグは内側も革ですが、外側に使われている革と違う種類の薄いもので、使うにつれてシワが目立つようになってきました。
それから、基本的に薄いので、ペットボトルなどのように厚みがあるものは入れにくい面があります。柔らかな革なので、入れようと思えば入れられますが、不恰好になってしまいます。
ILS(イル)ブリーフケースのエイジング
購入して何年か経ちますが、外側に関しては、ほぼ新品と変わらない状態で満足しています。全体的に少しだけ柔らかくなりましたが、全体のデザインを損なうようなことはありません。
反面、内部はかなりヤレてきました。なぜか内部にカビが生えることが多いので、しばらく使わない時には防カビシートを入れるなどの対策が必要なようです。
ILS(イル)の特徴
ILS(イル)は世界中から、メンズのバッグや小物を集め販売しているショップブランドです。パルコなど百貨店を中心に全国11店舗を展開しています。
またブランドとの共同開発も積極的に行っており、最近では吉田カバンと企画したPORTER L-fine(ポーターエルファイン)という赤と黒を基調としたシリーズを発売しています。
こちらのブランドは株式会社エルが運営を行っており、1963年創業の歴史ある鞄店が母体となっています。
他にもこの会社では下記のブランドショップを取り扱っています。
L(エル) レディースのバッグ、アクセサリーが中心
LUTÈCE(リュテス)大人の女性向け
noi LAVORO(ノイ ラボーロ)都会で働く女性向け
GALET`S (ギャレッツ)ギャル向け
alto grado(アルト グラード)レディースやユニセックス向けで【大人の上質】がテーマ
mia capanna(ミア カパンナ)イタリアの街角を思わせるレディース向けショップ
ILS(イル)が完全にメンズ向け、alto grado(アルト グラード)がユニセックスを扱っているので、メンズ商品はこの2ブランドだけになります。
実際にこのブランドのバッグを使っていて感じたのは、奇をてらったところがないのでかしこまった場所でも使えて便利です。
価格は3万円しなかったと思いますが、なかなかセンスの良い製品をリリースするブランドだと思います。
ILS(イル)ブリーフケース購入理由
以前はA4の書類を封筒に入れて持ち歩いていたのですが、それだとどうしても書類に折り目などがつきます。顧客に提出する書類ではちょっと問題だと思い、書類の入るバッグを探していました。
最初はアタッシュケースなども考えたのですが、それはちょっと大げさに思い、封筒に入れた状態のA4書類が無理なく入るソフトな素材のバッグを探すことに。
このバッグは、そんな状況の中で、たまたま入ったバッグ店で見つけたものです。
まとめ
革の質が良いのかどうか分かりませんが、キズが付きにくいことも嬉しい点です。たまに腕時計の金具などで傷つけてしますことがありますが、革用のオイルをつけた布でケアすると傷が消えます。
手にした感触も柔らかく、長年使っても飽きのこないデザインと相まって、とても良い製品だと思います。