干場義雅がプロデュースしたペッレモルビダのブリーフケースをレビュー
2年半ほど使っている、ペッレモルビダのブリーフケースの使用感をレビューします。
ペッレモルビダ ブリーフケースの気に入っているところ
2室になっていて、収納力の多さがとても魅力なバッグです。
画像は13インチのノートPC、リフィル、バインダー。
こちらはA4レポート紙、手帳、ペンケース、折りたたみ財布、ペットボトルとその他小物。これだけ入れてもまだ余力があります。
職業柄そんなに多くは持ち歩きませんが、帰りに買い物をしたり、折りたたみ傘を入れたりするときもパンパンになったりはしません。
内側のポケット類もとても多く、使い勝手のいいものになっています。
ペッレモルビダ ブリーフケースの良い点、悪い点
まずは良い点ですが、片方の仕切りがやわらかいクッションになっていて、タブレットやノートPCが受ける衝撃を軽減できるようになっています。
画像にはA4サイズのノートを縦に入れていますが、この状態でもファスナーを閉めることができます。
小物を収納できるスペースが多く、ビジネスマンの頼もしい相棒です。
ペンホルダーが付いるので、突然ペンが必要になったり、書類と筆記具を出す時などに出しやすい位置になっています。また、内ポケットの収納力も高く、別室とは留め具付きの仕切りで分けられているので、中身は常に整理された状態を保てます。
ペンホルダーの逆側にはファスナー付きのポケットがあり、大切なモノを収納できるようになっています。
このバッグの悪い点は収納力があるが故ですが、少し大きいのでレストランなどのカゴに入れられない時があります。
縦にすれば入りますが中身が乱れるのでとても気になり、いつも床に置く羽目になっています。
それと服と擦れる箇所の色落ちが少し気になりますが、紺系のスーツしか着ないので服に色が付いているかは不明です。
大きさ以外では特に短所はなく、性能的にこれ以上良いバッグにはならないのが、逆にマイナスポイントだと思っています。
ペッレモルビダの経年変化
約2年半程の使用ですがしっかり加工されているため、見た目的な経年変化は特にありませんが、買った時よりは柔らかくなってきています。型崩れもなく、通勤時に皺が少しできる程度です。
特別なお手入れはしていません。
PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)とは
このブランドは”クオリティ オブ ライフ”を求める大人へ「上品で良質なバッグを」がコンセプトに、2012年に立ち上げられたまだ歴史の浅いブランドですが、既に多くの支持を得ています。
”大人”とありますが購入層はとても広く、20代後半~40代半ばの方を中心に10代~60代までととても多くの方が購入されています。
ファッション誌で言うと、「LEON」「オーシャンズ」といった大人向けの雑誌に記載されていることが多いです。
このブランドは”シュリンクレザー”という細かなボシ加工のある革が有名で、普通は厚いものですがモルビダのシュリンクレザーは薄くてやわらかく、丈夫な革に仕上がっています。
ちなみに私が持っているこのバッグは、シュリンクではなくエンボス加工の施された革になっています
モルビダの最大の特徴は、船底をイメージしてバッグの底に切り替えのラインがあることです。ほとんどのモデルに採用されており、MADE IN JAPANにこだわっています。
ペッレモルビダ ブリーフケースの購入理由
まずは収納力ですね。それと底鋲があり自立できて、持ち手のハンドル部分が折りたためるのでとても便利です。
底鋲が4つ角ではなく5つあるのも購入理由の一つです。
コバ部もしっかりした処理がされていて流石日本製と思います。
ホイッスルとブランド名が刻印されたタグがノベルティとして付属しています。ホイッスルはタッセルのようなアクセントになっています。
日本製で安心できるのも購入理由の一つとなっていますが、最大の決め手は内ポケットの充実でした。
普段より小物を多く持ち歩くので、他のバッグにはないアドバンテージでした。
まとめ
少し値段の張るブランドですが日本製ですので長く使え、とても頑丈な物が多いです。
底の船底アクセントは財布を含めてほぼすべての革製品に採用されており、バッグから始まり財布、カードケースなどとコレクションでき、小物類を統一したい方にオススメです。
こちらが少し大きいと感じたら1室仕様のバッグもあり、そちらを選ぶのも良いと思います。
独特の光沢があり、傷が付きづらい加工がされているので、スタンダードな革に飽きた方や、初めて革のバッグを購入される方にオススメです。