幅広いシーンに使える実用的なペッレ モルビダのバッグを評価
主人と共同で《ペッレ モルビダ(PELLE MORBIDA)》のバッグを愛用しています。
数あるバッグの中で、男女兼用で使える本革の質に拘った商品を以前より探していたが、そうそう都合よく見つかるものではありませんでした。
しかし主人と共にウィンドウショッピングに出かけた際に出会ってしまいました。
ペッレ モルビダのバッグで気に入ってるところ
雑誌などの編集などで、ファッション関係の世界では有名なディレクターの「千葉義雅氏」が、2012年にメイドインジャパンにこだわって立ち上げたブランドこそがペッレモルビダです。
私はもともとエルメスなどのハイブランドに興味がありましたが、庶民の感覚とは到底かけ離れた世界の製品であり、手に入れることができませんでした。
しかし上記ブランドのバッグは限りなく普遍的かつ美しく、上質な研ぎ澄まされた雰囲気を醸し出しています。
日本ブランドらしくきめ細やかな仕上げと他のバッグには演出のできない皮革の染め、男性がビジネスシーンで使用しても先方に上品な印象を与え、ファッションに敏感な方ならバッグから会話が膨らむような存在感さえ感じます。
また、女性が使用するにあたり本革製品はどうしても重量が増えてしまいがちですが、柔らかな持ち手と相まって手荷物を十分に収納した状態でも軽く、負担になるような要素はありません。
ハイブランドと比較をすれば価格帯は安価なのかも知れませんが、一般の主婦の方やサラリーマンの方の日常のバッグとして5万円クラスはなかなか神経を使ってしまいます。
また、バッグ自体が自立しないため床に置かざるを得ない場合には、だらしなくクタッと床に崩れてしまいます。
私は衛生的にもなるべく地面には置きたくなく、ビジネスシーンにて使用している主人にとっては先方に対して自立していないバッグはお世辞にも好印象ではないはずです。
ペッレ モルビダのエイジングについて
上記ブランドはシュリンクレザーと言われる柔らかなバッグのため、一般的な皮革とは少し違い使用しながら皮質が変化していったり馴染むことによって表面に艶が出てきたりといった変化はあまりありません。
逆を言えば、エイジング後の状態が標準状態ともいえ、限りなく柔らかで滑らかな質感が新品状態から味わえるという利点でもあり、エイジングという専門的な知識や技術を持たない方でも気軽に皮製品を楽しめる上、皮革の持つ美味しい状態で長く使用できるという見方も可能です。
ペッレ モルビダの特徴
最初にも触れたように上質であるという拘り。ブランド自体のコンセプトは旅の理想形とも言われる(優雅なクルージング)船旅を愉しめるような大人を満足させるという千葉氏の理想が込められており、本物を理解できる本物の大人をターゲットにブランド展開されています。
それを実現させるため、日本最大の革生産地と言われる兵庫県姫路市松原を選択しているほどの拘りよう。
歴史を辿れば、江戸時代には製革業に関わりがあるという文献も存在し、400年近い歴史を持つと考えることもできます。
購入層は、このような日本の持つ伝統の製法を、現代のファッションとして受け入れ理解できる洗練された男女共に提案できます。
普遍的且つ美しいデザインでありながらブランドネームである『ペッレモルビダ=イタリア語で柔らかい肌』美しい肌をイメージして、元来重厚な素材であるシュリンクレザーの質感を損なわないギリギリの薄さまで熟練の職人により磨きあげられているほど、細部まで仕上げられた製品です。
購入した理由
本当に欲しいものは何も考えず手にした時に五感に訴えかけてくる衝動が購買意欲に繋がると私は考えており、ペッレモルビダはまさに私も主人も見た目や革の柔らかさ、軽さ、質感といったそれまでに探してもなかなか出会うことのできなかった衝動があり購入に至りました。
まとめ
今現在、街中で同じバッグを持っている方と私も主人も出会ったことはありませんが、ペッレモルビダでなければならない存在感と満足度は十分あり、今後少しずつ知名度が上がってくるブランドに間違いないと思います。
価格面も、この手のバッグをお探しの方なら間違いなお買い得と感じるに違いない、私の注目の一押しブランドです。