スーツ×スニーカー(ビジネススニーカー)の人気ブランド15選
スーツにスニーカーを合わせて通勤する…、なんて、一昔前では考えられなかったことです。スーツと言えば、シックな革靴というのが定番であり、それ以外はマナーに反するというような風潮がありました。
しかし、時代と共にファッションの概念は移り変わっていくものです。
2000年代にクールビズが提唱されるようになってきたことから、働きやすいスタイルが推奨されるようになり、スーツにスニーカーを合わせる、というスタイルに関しても世間的に認められるようになってきました。
特に、2018年にはスポーツ庁の長官である、鈴木大地氏がビジネススーツに白スニーカーという新たなスタイルで報道陣の前に立ったことにより、この動きは一気に広まることとなりました。
スーツ×スニーカーで重要な点
スーツにスニーカーというスタイルが認められるようにはなってきたものの…、どんなスニーカーであっても許されるというわけではありません。
スニーカーといえど、そこはやはり、スーツスタイルにきちんとマッチしているものでなければ、ミスマッチな感じとなってしまい、職場や通勤路において、浮いてしまうこととなるでしょう。
気をつけるべきポイントは、主に3点。色と形と素材感です。
・色について
基本的には、白または黒がベストです。
次点は、茶色や紺色など。
要は、革靴でも展開されているような無難な色を選んでおけば問題ありません。
赤や青や緑や黄色など、カラフルなものは控えましょう。
また、モノトーン調であっても、たとえば迷彩柄やスカル柄など、奇抜な印象のあるものは避けておいた方がいいです。
・形について
ハイカットのものはどうしてもカジュアルな印象になってしまうので、できるだけローカット、もしくはミドルカットのものを選ぶようにしましょう。
くるぶしよりも下、ということを意識して選ぶようにしてください。
・素材感について
スニーカーは本来、カジュアルな素材で安く仕上げるのが定番ですが、ビジネススーツに合わせるのであれば、レザー素材のものを選ぶなど、高級感を大事にする方がいいでしょう。
たとえば、スエードなどの素材もNGではないですが、これは職種によるところが大きいかもしれません。アパレル系や芸術系の業種であれば、大抵のものは受け入れてもらえるでしょう。
スーツ×スニーカーの世間の評判
スーツにスニーカーを合わせるということの是非については、まだまだ賛否両論ありますが、徐々に支持者の幅が広くなっているということは、間違いなく言えるでしょう。
オシャレな人がやっていればオシャレに見えるし、逆にダサい人がやっているとダサく見える、といったリアルな現実もあります。
インスタ上にアップされているコーディネートなどを参考にしつつ、いかにオシャレに履きこなすか、ということを考えてみましょう!
スーツ×スニーカー(ビジネススニーカー)の人気おすすめブランド
COLE HAAN(コールハーン)
コールハーンは、アメリカのシカゴに本拠地を置く、巨大なアパレルブランドです。
メンズ向けの靴を開発するところからその歴史はスタートしているのですが、今ではレディースやキッズ向けのアパレルなど、幅広いジャンルのアイテムを展開しています。
価格帯が手頃なので、家族みんなで安心して手を伸ばすことができる、というのがコールハーンの魅力になります。
全身をコールハーンの商品でコーディネートできてしまうというところも、大きな特徴と言えるでしょう。
リーガルは日本を代表する紳士向け革靴のブランドです。
元々はアメリカで誕生しているのですが、日本の企業が買収をすることとなり、日本人の足や感性に合うようなブランドへとシフトしてきたという歴史があります。
リーガルの靴は耐久性が高く、デザインも無難で安定感があり、種類が豊富な上に価格帯も手頃なので、幅広い世代のメンズが「迷ったらリーガルにしておこう」と思う傾向にあります。
ビジネスシューズの定番として押さえておきましょう。
リーガルウォーカーは、1986年に誕生して以来、軽快さとソフトな履き心地に定評があり、シンプルで合わせやすいと、多くの人から親しまれているブランドです。
オンでもオフでも活躍してくれるようなシューズが揃っているので、迷ったら是非覗いてみてください。
スニーカーと革靴の中間のような、使い勝手の良いシューズも展開されています。もちろん、通常の革靴も種類が豊富です。
価格帯も高すぎず、安すぎず、安心して購入できるゾーンです。
ラルフローレンには、学生時代、お世話になっていたという人も多いのではないでしょうか?中高生が着用する、オシャレなニットベスト、マフラーにはよく、このロゴが刻印されていました。
ビジネススーツの雰囲気に合いそうな、シンプルで洗練されているスニーカーも種類が豊富に揃っているので、是非、検討してみてください。
価格帯は1万円台が中心で、高くても4万円くらいまでとなっています。ロゴをどこまでアピールするかがおしゃれの見せどころでしょう。
クラークスは、1825年にイギリスで誕生している歴史あるブランドです。ドレスシューズからカジュアルシューズまで、幅広いテイストの靴が揃っています。
伝統工芸と革新的なテクノロジーとが融合している、上質なフットウェアブランドであると認識してください。
もちろん、スーツに似合うハイセンスなスニーカーも豊富に取り揃えられています。
格調高いブランドであるにも関わらず、価格帯はお手頃であるというところも魅力です。
サントーニは、1975年にイタリアで小さな靴工房として創業しました。
社内一貫生産で、伝統と品質を重んじながらも、革新的な技術を取り入れていき、今では世界のラグジュアリーブランドと肩を並べるまでに成長しています。
スニーカーなのに、ここまで高級感のあるデザインを実現できるんだ!と驚く人も多いことでしょう。
価格帯は多少お高めとなっていますが、デキる男のオシャレは足元から!というポリシーのある人は是非。
オニツカタイガーは、戦後日本のスポーツシューズブランドを代表する存在です。
バスケットシューズや、マラソンシューズを始め、多くのスポーツシューズを手がけており、その技術力の高さには、世界的に定評があります。
特にオニツカタイガーのシューズは、ヨーロッパで爆発的な人気を誇っています。メイドインジャパンブランドなのですが、どこか逆輸入的な要素も持っている、特異なブランドなのです。
表参道に旗艦店をオープンさせるなど勢いも絶好調です。
アドミラルは、1914年にイギリス海軍への軍服などを提供するブランドとして誕生しています。
辛い歴史を背負ってはいますが、今では世界的に人気のある、シンプルでクラシカルなスニーカーのブランドとして世に知られています。
スーツにも合わせやすく、応用が効くということで、年々その人気は高まっています。
ありきたりなブランドでは物足りない!という、お目の高いオシャレな人には是非、このアドミラルをオススメしたいです。
ラコステは、1933年にフランスのパリで誕生しているアパレルブランドです。
ワニのロゴマークはあまりにも有名。ラコステのポロシャツは、中高年層にも爆発的な人気を誇っています。
スーツに合うスニーカーも数多く揃っています。ポイントはやはり、サイドにさりげなく刻印されているワニのマークでしょう。
女性ウケも良いブランドなので、優しい雰囲気、明るく爽やかな紳士のイメージを狙いたいという人は注目してください。
ナイキといえば、その名を知らぬ人はいない、というほど知名度の高い、世界的なシューズメーカーです。
シュッと一筆で描かれているあのロゴマークは説得力抜群で、もはや「NIKE」の文字すら必要がないほどです。
品数の多さ、バリエーションの多さがとにかくピカイチなので、必ず自分の目指すスタイルに合う靴が見つかることでしょう。
歩きやすさや耐久性も優れているので、ビジネススーツに合うシューズを見つける上では最有力候補となりそうです。
ナイキと並び、世界的に人気と知名度を誇っている超一流ブランドです。
アディダスといえば、近年の人気をさらに押し上げているのは、スタンスミスシリーズでしょう。
白スニーカーの代名詞的存在なので、1つは持っておいて間違いありません。
スタンスミス以外に関しても、カラー、デザイン、共に豊富にバリエーションが揃っているので、気に入るものが必ず見つかることでしょう。社風に合わせてチョイスしてみてください。
ニューバランスは、幅広い層から支持されている、世界的に有名なシューズメーカーです。
ニューバランスは、元々、医療寄りなスタンスで靴の開発を行っているため、とにかく足にとって負担が少なく、快適な履き心地を実現してくれるのです。そのため、高齢層からの支持も厚いのが特等的です。
長時間履いていられる靴を選びたい、履いていることを忘れてしまいそうなほど快適な靴が欲しい!ということなら狙ってみるべきでしょう。
フレッドペリーは、紳士の国イギリスにてテニスブランドとして誕生したアパレルブランドです。
テニス系のブランドは、軒並み上品で、ビジネスシーンに合わせやすいという特徴があります。
スーツに合わせて履いた時に、違和感のないスニーカーが揃っているので、是非、注目してみてください。
特徴的なのは、月桂樹の紋章でしょう。ポロシャツの胸についているマークとして有名ですが、さりげなく足元に輝かせてみるというのがオススメです。
パトリックは、フランスのスニーカーブランドです。
小さな村で親子がひっそりと靴作りを行う…といったスタイルで始まったメーカーですが、パトリックが開発したサッカー専用のシューズは、瞬く間に履き心地が良いと評判になり、高い評価を受けるようになっていきました。
パトリックのトレードマークは、2本のラインです。ブランドイメージも洗練されており、流行に敏感でオシャレな人々から支持されています。
トップセブンは、30代以上の大人をターゲットとしているスニーカーのブランドです。
ありがちなスニーカーを選んでしまうと、外出先で人とかぶってしまい、気まずい感じになるのが嫌だ…というところが、このブランドの出発点となっています。
トップセブンのセブンは、世界のファッションをリードする7都市から来ている、とのこと。その中にはもちろん、東京も入っています。そのほか、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ミラノ、上海、のエッセンスを取り入れているのです。