HERZ(ヘルツ)のビジネスバッグを8年愛用した使用感をレビュー
HERZ(ヘルツ)のビジネスバッグを使い始めて早8年。長い時間使ってみてこそわかるHERZのバッグの良さや短所をレビューします。
惹きつけて飽きさせないHERZのビジネスバッグ
まず何よりHERZのこのビジネスバッグで気に入っているところは飽きのこないデザインです。
見た目が気に入って購入しましたが、ほんとに飾り気のないシンプルイズザベストです。
かれこれ使い始めて8年にもなりますが、デザインがシンプルな分飽きがこないというより、革の表情が少しずつ変化していく様子を長い目で楽しめる、そんな気がしています。
錠前が買った時にはピカピカに光っていたのですが、少しずつ深みが出てきたのか、今はマットな色合いで個人的にはバッグの色(公式サイトによるとチョコ色)と合っているのではと気に入ってます。
あと丈夫さもHERZのバッグのいい所。仕事で書類や時にはノートパソコンをしまってパンパンで長時間歩かなければいけない時もありますが、未だに細かい傷などはたくさんついても、故障や有料のメンテナンスサービスを利用したことはありません。そんな頑丈さにも惹かれてます。
HERZビジネスバッグの使い心地
外側に書類が入るくらいのポケットスペースがあります。
内側にも同じ大きさのファスナー付きのポケットがありますが、これ以外にはポケットは付いてません。
無駄なものは付けない主義なんですかね。
使っていると実は結構困ることもあります。
立った状態でバッグから書類を取り出さないと行けない時に、がま口のようには開かないので、肩掛けを使用していても両手で作業しないと取れないんです。かと言って外のポケットには書類は濡れるのが心配で入れられないですし、出し入れはちょっと不便かも知れないです。
あとペン差しが無いのも地味に困るので、自分でペン差しを別に購入して中に入れて使っています。
バッグの収納量は全く問題なく、写真ではA4ファイルを入れていますが、普段はこれにノートパソコン、10型タブレットなどを入れて持ち運んでいます。
バッグの中身が重くなると、肩紐ももちろん革なんですがちょっと細くて頼りないかなと思う時もあります。
HERZの惚れ惚れするエイジング
使い心地はちょこちょこ不満な点もありますが(使い心地が良いバッグもあるようですが)エイジングに関してはHERZのバッグは満点だと思っています。
タンニンなめしで、少しずつ渋みが出てきているのが実感できます。買った時には無い手触りと使っていくうちに付く細かい傷がいつの間にか自分のバッグだけの表情になります。
実際、買ってすぐぶつけて傷つけた時には涙がでるくらいショックでしたけど、今ではそんなところも気に入ってます。
HERZってどんなメーカー?
HERZは「丈夫で使える」をコンセプトに流行に流されないシンプルなデザインの鞄をオールハンドメイドで作っているメーカーです。歴史は40年以上もあるそうです。
価格帯も決して安くはなく、一番人気のソフトダレスバッグで4万弱ほど。ただし一度買うと何年でも使える丈夫さを持っているので、値段以上の価値はあると思います。
あと海外のハイブランドほど有名ではないので、あまり街でも同じものを持った人には会いません。
20歳でHERZのバッグを買った理由
20歳になり、これから働き出すのになにかずっと使い続けることのできる革製品が欲しいと思っていて、シンプルで丈夫そうな魅力に一目惚れして購入しました。
実はその時にはHERZのことはほとんど知らず、あとから職人のハンドメイドだったり、こだわりの革を使用している事を知りました。
次が何年後になるか、何十年後になるかわかりませんが、もしまた良い革製のバッグが欲しいと思ったら、HERZの鞄に手を出したくなると思います。
まとめ
HERZのビジネスバッグを8年間愛用してきてのレビューをご紹介しました。
HERZのバッグは革にこだわり、今風な沢山のポケットもないけれど、一緒に年を重ねることのできるバッグをお探しの方には是非おすすめしたいと思います。