1piu1uguale3(ウノピゥウノウグァーレトレ)のクラッチバッグをレビュー
セレクトショップで見かけるこちらのブランド。
初見だと、何と読むかわかりません。私も最初は覚えるのが困難でした。
1piu1uguale3はイタリア語で、区切って読むと1 piu 1 uguale 3(ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ)。略して「ウノピゥ」と呼ばれています。一般的にはこの呼び方で通じます。
ウノピゥは、人気ブランドwjk(ダヴルジェイケイ)の立ち上げメンバーの1人で、AKM(エイケイエム)のデザイナーでもある、小澤智弘氏が立ち上げたブランドです。
そのため、wjkやAKMとコンセプトやテイストがそっくりなのが特徴で、ファンにはたまらないブランドとなっています。
そんなウノピゥのクラッチバッグをレビューしたいと思います。
ウノピゥ クラッチバッグのここが好き!
ウノピゥのクラッチバッグの好きな点はカラーと大きさ、そして素材です。
落ちついたミディアムブラウンは、どの季節にも合わせることができます。春から夏にかけては涼しげな軽い感じを演出してくれますし、秋から冬にかけては景色に合う温かみのある表情に変わります。
大きさは、約25cm×35cmと大きめで、マチ(幅)は片側5cm程あります。そのため、ノートパソコン程度であれば余裕を持って収納することができます。
中身が多いときは広がって十分収納できますし、逆に中身が少ないときは中に折れる仕様なのでかなりスマートになります。
また、素材は外側は柔らかい牛シボ革、マチはラムスエード、裏地はマイクロファイバーとなっており、全て違う素材なのにも関わらず色が統一されています。
柔らかい牛シボ革は、持った手への馴染み方がものすごく良いです。
スウェード部分やマイクロファイバーも手触りが最高です。
使用した際の良し悪し
実際に使用してみて良かった点は、やはり容量が大きいところと手への馴染み具合です。
容量が大きい為、サイフ、キーケース、スマートフォン2台、眼鏡ケース、折り畳み傘と入れてもまだ余裕があります。小さい買い物程度ならこのバッグに収納できちゃいます。
柔らかい素材の為持ち手への馴染みがよく、ストレスを感じさせません。
逆に悪かった点は、内側のファスナーが脆いところと抱えにくさです。
内側のファスナーは、引き手と柱の部分のかみ合わせが緩く、ファスナーを引く際の角度によってはすぐに外れてしまいます。
通常の引き方であれば問題ないので、個体差かと思われます。
また、バッグ全体が柔らかい素材のため、中身が多いときは幅が広がり、中身が全て底に溜まるようになるので手で抱えた際に少し持ちづらくなります。
中身が少ないときは、抱えている中央の手の部分が盛り上がり、両端部分が下がるため、こちらも少し持ちづらくなります。
エイジング後の違い
まだ購入して半年程しか経っていないため目立った違いは出てきていませんが、マチの部分のスウェードのシワが濃くなった気がします。
使い続けることでさらに濃くなるかと思います。
また、角をつまんで持つ場合と抱える場合がほとんどなので、その部分が他の部分と比べどう変わっていくかが気になります。
ウノピゥの特徴について
ウノピゥは、wjk、AKMと同様に決して安いブランドではありません。
ウェアはスキニーで、タイトなきちっとしたデザインが多く、カラーは黒、白が多いイメージです。
取り上げられる雑誌もSENSE(センス)、LEON(レオン)といった少し高級志向でダンディな男性向けの雑誌が多いため、購入層は30代~40代の男性が多いです。
まとめ
個体差かと思われる内側のファスナーの脆さを除けば使い勝手は抜群なクラッチバッグです。
容量も申し分ないため、大きめのタブレットやファイルに入った資料などを入れれば持ちづらさも解消されます。
カフェでちょっとした仕事をする場合や、休日に気の知れたお客様と軽く打ち合わせする時などには大いに役立つクラッチバッグです。