MOTORATORY(モトラトリー)カーフL字長財布の使用感レビュー
私は元々、長財布を使っていたのですが、どうにもこうにもゴツさがあって、華奢なバッグや、クラッチには入り切らないことも…。
そこで、いっそ二つ折りの財布にしようかな、と思い、色々探していたのですが、二つ折りってお札を折らなければいけなかったりして、なんとなく抵抗を感じていたんですよね。
そんな時、ネットで偶然に出会ったのが、こちらの財布でした。
見た瞬間、「これだ…!」という直感が働いたので、すぐに注文していました。
モトラトリー カーフL字長財布の気に入っているポイント
この財布は、お札を折らずに収納できるので、サイズのことを考えれば明らかに「長財布」にカテゴライズされます。
それなのに、精神的には二つ折りのコンパクトな財布を持ち歩くのと、ほとんど変わらない感覚です。
前の長財布を使っていた時に感じていた、ゴツくて困る…という悩みは、これですっかり解消されました。
スリムなバッグの中でも絶対にかさばることがありませんし、胸ポケットや尻ポケットにもスッと収納することができます。
クタッとしてそうに見えるかもしれませんが、ちゃんと芯が施されているので、型崩れをしたりはしません。
頼りなさそうに見えて、めちゃくちゃ頼れるという、その「ギャップ」にすっかり魅了されてしまいました。
レザーの質感もすごく好きです。
不規則なシボの模様に、なんとも言えずグッときます。触り心地も抜群!です。
シボって高級感があるという意味において重宝するだけでなく、傷がつきにくいというメリットもあって、一石二鳥なんですよね。
ちなみに、このレザーの正体は、ドイツ製のシュランケンカーフです。
ドイツに対しては個人的に元々、ものすごく好印象を持っていました。真面目な国民性で、工業製品など、何でも精巧かつ美麗に造られているようなイメージなんですよね。
こうして、改めて記事に書いてみると、本当にこの財布のことを心から気に入っていたんだなぁ、ということに自分自身で気付かされます。
モトラトリー カーフL字長財布を使用した感想
外見は、なんとなくペラっとしているので、機能なんてものは、ほぼ皆無なのかな?と、画像を見た瞬間にはそう思いましたが、真相は完全にその逆です。
こんなに優秀な機能が過不足なく揃っている財布を、私は他に知らない!というくらい、この財布は完璧だと思っています。
特に、中にジップもホックもないのに、小銭をしっかり収納できてしまうところに惚れました。
ただそこに空間があるだけ、にも関わらず、小銭がバラバラと落ちてしまわないように、計算し尽くされているんですよね。
さらには、カードを入れる部屋もちゃんとあって、ICカード、キャッシュカード、銀行のカード保険証などが入ります。
カードは2〜3枚重ねて収納することも可能なので、実際にはもっとたくさん入るのかもしれません。
ただ、この財布を使い始めてから、なんとなく私はミニマリスト志向になってきました。そもそも、カードってそんなに必要?ということに気づいて、断捨離をし始めたんです。
あまり行かないような店のポイントカードとか、「いつか使うかもしれないから…」と、大事に持っていたり、コツコツはんこを押してもらったりしていましたが、そうやって得られるものって、別に大したことがなくて、せいぜい100円とか200円とかの話なんですよね。
下手に、20枚くらいカードの入ってしまう財布を持ち歩いていると、「あれもこれも入れておこう…」という感じになってしまいそうなので、元々3枚分くらいしか空きスペースがない、という方が、開運できるように思います。
また、実際に使ってみて改めて思ったのが、内装の革に味があって好き!ということ。
外装の革が良質で、多くの人を魅了しているのはもちろんだと思いますが、内装は内装で、ちょっと無骨な感じというか、素朴なレザーの魅力が出ていて、私は大好きです。
女性が化粧をしている顔も、すっぴんの顔も、どちらも魅力的だって感じる、あの感覚に近いんですかね。
このクオリティで25,000円というのは、高過ぎもしませんし、かといって安過ぎるわけでもなく、絶妙にちょうどいい価格設定だと思います。
一番安心して、しかも自信を持って、購入することができるのではないでしょうか?
カラーバリエーションも豊富に揃っているので、誰かとペアで愛用するのもいいと思います。
財布って、その人の好みがものすごく反映される部分ですから、簡単にプレゼントをしていいものか…と迷ってしまいそうになりますが。この財布の場合は、旅行先などでちょこっと使いをするのにも適しているので、迷惑がられたりすることは絶対にないと思います。
まとめ
MOTORATORY GERMAN SHURANKEN CALF ZIP LONG WALLET ‘’elle'' について、私の感想をレビューとしてお伝えさせてもらいました。
まだまだ語り足りないほど、この財布にはとっておきの魅力を感じていますので、この気持ちが、読んでくださった人に伝わっているといいなぁ…と思います。