『OFFERMANN(オファーマン)』の特徴や魅力、世間の評判は? どんなブランド?
OFFERMANN(オファーマン)は、ヨーロッパ一のクラフト大国と言われている、ドイツのベンスブルクにて、1842年に誕生した、高級革製品のブランドです。
1842年というと今から170年以上も前ということになりますから、いかに歴史のある由緒正しきブランドであるか、ということがおわかりいただけるでしょう。
オファーマンは元々、皮革を鞣すための工場(タンナー)として、その歴史をスタートさせました。革製品の製造に着手したのは1922年で、最初はトランクを生産していました。
世界中の厳選された素材のみを使い、熟練された職人達が腕によりをかけて造り上げるオファーマンのバッグは、今では世界中のエグゼクティブな人々に愛されています。
商品の特徴について
オファーマンが製品を造る上でこだわっているのは、革の「品質」と「軽さ」です。
良質な牧草を食べ、健康に育った牡牛の中でも、オファーマンがトップグレードの素材として使用を認めているのは、生後6ヶ月以内の仔牛から採られるCALF(カーフ)や、生後2年までの牛の皮革、KIP(キップ)などです。
若い牛の皮革は、成牛のそれよりも繊維のキメが細かく滑らかで、傷が少ないという特徴を持っているのです。さらにここから「アリニン染め」と呼ばれる加工を行うことで、よりシルキーで自然な風合いにまで素材を磨きあげていくのです。
商品のイメージについて
ドイツと言えば、どのようなイメージがあるでしょうか?イタリアやフランスと言うと、いかにもファッションの国!というイメージがあり、良くも悪くも女性ウケを狙っていて、ちょっとチャラッとした印象があったりしませんか?
それに対し、ドイツは「THE・男!」という感じがし、武骨で不器用ながらも、一本筋が通ったような、独特の雰囲気、魅力を感じさせてくれますよね。オファーマンは、そんなドイツらしい魅力をまさに凝縮させたようなブランドであると言ってよいでしょう。
商品のラインナップをチェックしていても、基本的に、角張ったフォルムのクールなバッグばかりで統一されており、カラーリングは何枚ページをめくっても、「黒、黒、黒!」で、これぞ、まさにドイツの職人が魅せる男気!といったところではないでしょうか。
世間の評価について
オファーマンのバッグを愛用している人のレビューをチェックしてみましたが、20年使っていても、ハンドル部分などビクともせず、とにかく頑丈で、革が削れてきたり、剥がれてきたり…ということも一切無いそうです。
骨格がしっかりしていて、型崩れも起こさず、まさに一生モノのバッグとして手放せない状態になっています!
一度、中の仕切りが外れてしまったこともあったようですが、アフターケアが万全だったおかげで、そちらについては事無きを得たそうです。
価格帯について
オファーマンのバッグの価格帯についてですが、高級なラインのビジネスバッグだと、10万円を超えることが多くなっています。
ただ、オフで使えるようなシリーズのバッグであれば、3〜5万円程度で入手可能ですし、また、ビジネスバッグであっても、物によっては5万円程度で購入できるものが存在します。
代表的なシリーズは?
ASCONA2(アスコナ2)
オファーマンの中でも、トップに位置づけられているシリーズで、先程も紹介した、キップという若い牛の皮革を使い産み出される、代表的なシリーズです。
品格を求める、エグゼクティブな大人のために開発されており、ジャーマンクラシックをベースとした、スタイリッシュな雰囲気が特徴となっています。
こちらは、スタンダードなブリーフケースの価格で、およそ10万円前後となっています。
微妙にサイズや仕様の異なるモデルがいくつもリリースされていますので、自分のニーズにピッタリ合うものを、納得いくまで探してみてくださいね!
SIEG(ジーク)
全体的に、カチッとした隙のない雰囲気を醸し出しているオファーマンのラインナップの中でも、こちらは若干カジュアルで親しみやすい感じの商品が中心となっています。
使っているうちに風合いを増す、ソフトな肌触りが魅力な皮革は、北米製の上質な「ステア」という素材で、こちらにシュリンク加工を施すことで、自然な革の風合いが楽しめるよう、工夫されているとのことです。
こちらの商品の価格帯は、3万円台のものが中心となっています。
どこで購入できる?
オファーマンのショップは、全国に多数存在しています。伊勢丹、大丸、三越、高島屋、松坂屋など、大手でパートのメンズフロアにインショップとして入っていることが多いので、まずはお近くの店舗を検索してみてください。オンラインショップでの購入も可能ですよ!
まとめ
オファーマンは、ドイツのベンスブルクで産まれた、170年以上の歴史を持つ、超老舗高級ブランドです。
いかにもドイツらしい、ダンディーでクール、かつスタイリッシュな男らしい魅力に溢れる革製品のブランドで、その頑丈さには、非常に定評があります。
一生モノのバッグとして使い続けたい!と思わせてくれるブランドですので、是非チェックしてみてください。