フォーマルなシーンで活躍するダンヒルのセカンドバッグをレビュー
もう20年以上前にフランスで買ったダンヒルのセカンドバッグです。
ダンヒル セカンドバッグの気に入っているところ
一番は色ですね。非常にきれいなグリーンをしています。
そして金具がしっかりしていて、全体として格調が高く高級感が溢れていること。フォーマルな席に限って使用しています。
グリーンのバッグを男性が持っていることが少ないので、新鮮な感じがして気分が良いです。
他の男性が流行のバッグを持って居ることはあっても、大人の男がそれにふさわしいものを長期にわたって使い続けると言う事は、一朝一夕にはできません。そこがこのカバンを持ち続ける最大のメリットだと想います。
ダンヒル セカンドバッグを実際に使って感じたこと
良かった点は、フォーマルな席に持つメンズバッグとしては非常にふさわしい格調を備えていること。他のバッグではこの役目は出来ません。
特にブラックフォーマルやダークスーツなどで正式な場所に出るときは、それに似つかわしい雰囲気を出してくれます。
悪い点は、上記の様な役割を与えているバッグなので、問題にならないことですが、やはり容量が少ないこと。
入れすぎて形が崩れることを恐れていますので入れないのですが。携帯や手帳、名刺入れなどを入れておく位です。
それとこのバッグは型押しの革なのですが、傷が付きやすいです。必要な時だけ出して、あとは購入したときに入っていた袋に入れて保管しています。
金具は大変良くできていて、今でもカチッといい音をして閉まってくれます。
セカンドバッグの場合、金具がダメになってしまって使えなくなることも多いので、それは良い点だと思います。
エイジング後の違いについて
大切に使い、また、特別な時しか出しませんので、大きくは変化していません。型崩れもありません。
もし、常用していたとしたら、もう手元には無いかも知れません。この手のクラッチバッグは、革がすれてしまうと、見るも無惨な状態になりそうなので、ここ一番の時に使っています。
染色や表皮が剥がれてしまったときは、靴墨を擦り込んでから防水スプレーを振りかけるというリペアを自分でやるのですが、この手の色になるとそれが難しいです。
そこがアラっぽく使えない理由でもあります。手で持つタイプなので、手垢がついてもこれだけキレイな色だと汚れが目立ってしまいます。
できるだけ手で持たない様にして、使ったらよく拭いて収納する努力が必要です。そこはめんどくさいです。
このダンヒルバッグの特徴
ダンヒルの手に持つタイプのカバンの中でも最高級に位置するカバンだと思います。10万円を超えるセカンドバッグなので、持ってる人もあまり見たことがありません。
ダンヒルのバッグは割に柔らかいカーフを使っている事が多い感じですが、このバッグの革は硬いです。ですから、傷も付きやすいだろうし、モノも入れにくいです。
デザインは大変気に入っています。他の高級ブランドの同じカテゴリーの品物でも、これだけフォーマル感をもったカバンは無いように想います。さすがは英国紳士のブランドだけあるな、と感じます。
購入理由
一番は色とデザインです。
使い倒すには、向かないと思ったので、フォーマル対応として購入しました。
メンズのバッグといえば、たいていは黒か茶なので、このバッグのグリーンは陳列されているときから目を引かれました。
メーカーがダンヒルでしたので、品質面でも一定の安心感がありましたし、海外旅行でひとつは良い物を、という動機をもたせるには十分な商品でした。
まとめ
このバッグはもう20年以上手元において、大切に使っています。おそらく一生使い続けるでしょう。それまで手入れを丹念にして行きたいと思っています。