15年使用したポールスミスのカジュアルなショルダーバッグをレビュー
ポールスミスの箱型のショルダーバッグを15年使ってきました。15年経って振り返ってみて良いところと悪いところをまとめてみました。
同じような形のバッグの購入をご検討中の方の参考になるようご紹介します。
クラシックな生地感と色使い
このバッグの特徴は、何よりもまずその形です。
鞄の本体が箱型になっていて、身につけると箱を肩に掛けているように見えるバッグです。
バッグの生地がツイード素材で、内側は明るいチェック柄になっています。肩掛けのストラップと鞄の開け閉めをするストラップ部分が鮮やかな紫色の本革になっています。
色使いがとても可愛らしく、クラシックな印象を抱かせるところが気に入ってます。
バッグの開閉の際に、革のストラップだけでなく、閉まる口のところにマグネットが付いているところが便利です。
また、きっちりとした箱型なので、中身がぐちゃぐちゃに散乱することがないところも良いところです。
さらに、ショルダーストラップの長さがベルトの穴で調節するタイプではないので自分の丁度良い長さに設定することが可能です。
ポールスミスのカジュアルバッグの使い心地
【よかった点】
先にお伝えした機能的な点は満足しています。A4の書類やペットボトル、筆記用具やガジェットなど容量はありますし、分厚い生地でできているので雨に濡れても中までしみることはありません。
主に通学用やお出かけ用に使用していました。通学時は教科書やA4ファイル、水筒もしくはペットボトル、筆記用具を入れて丁度いい容量でした。
また、お出かけのときは、カメラやガジェット類を入れて使っていました。
カメラはエントリーモデルの一眼レフであれば入れることができたので、天気が良いときはカメラは出しっぱなしにしていましたが、雨のときはバッグの中に入れていました。
濡れる心配がないので、天気を気にせずカメラを持ち出すことができたところは良かったです。特にエントリーモデルの一眼レフの場合防塵・防滴機能はないので、助かりました。
【悪かった点】
逆にあんまり良くなかったところとして、ストラップ部分の長さを調節した後、クセが残ってしまうところとストラップを短くすると余った革の部分が反って邪魔になってしまうところです。
また、開閉の際に完全に閉めるときは、ストラップの革のベルト部分を穴に通して閉めなければいけないところが、少し面倒です。
また生地がツイード素材を使っているため、夏に使用することは難しいです。暑苦しいからです。逆に秋や冬にはぴったりで特に秋に映える色合いです。
シワや経年変化
革がとても丈夫で分厚く、かなり年季が入っているので、柔らかく、触ると気持ちよいくらいになっています。
少しコバが擦れているところはありますが、全体としては気にならないレベルです。
箱型ということで保管には気をつけておりました。あんこをちゃんと入れて形が崩れないようにしていました。そのため大きな型崩れは見られません。
ポールスミスの特徴
ポールスミスはそのルーツがイギリスであるため、ブリティッシュカジュアルが得意です。
クラシックで可愛らしいデザインのものも多く作っているブランドでもあります。
カジュアルバッグは毎年さまざまなタイプが作られ、バックパックからトートバッグ、ショルダーバッグなどが出ています。
購入した理由
このバッグを買ったのは、高校生のときマルイのスパークリングセールで、色々な物の詰め合わせが5000円だったためです。
確か、このバッグの他に、ビサルノのバッグ、ポールスミスのキーホルダー、靴下が入っていてお買い得だったためと、何よりこのバッグの雰囲気が良くて買いました。
通常の価格帯からは考えられない値段で買えたのは、今振り返っても驚きです。
クラシックでポップなカジュアルバッグ
15年も長く使ってきたこのバッグ。年を重ねても使えるデザインで、高校生のときに出会えてよかったです。
私は、このアイテムをきっかけとしてブリティッシュファッションに興味を持ち、アイテムを増やしていきました。
みなさんも気に入ったアイテム、一目惚れしたアイテムでファッションの幅を広げ、そして長く大切に使っていけるといいですね。