Rowallan(ロワーレン)のショルダーバッグを2年愛用したレビュー
Rowallan(ロワーレン)のショルダーバックを愛用し始めて2年が経ちました。
イギリス・スコットランドのブランドで、今でもお気に入りのバックです。
購入を検討される方に向けて、これまでの使用感をレビューとしてまとめたいと思います。
ロワーレン ショルダーバッグの気に入ってるところ
このバックは、まず何よりも渋い。シンプルなフォルムであまり存在感を主張しませんが、レザーの質感と独特の光沢が男らしさを演出しています。
全体としてはとても統一感のあるデザインで、カジュアルファッションだけでなく、割とフォーマルなシーンでも活躍してくれます。
レザーはとても丈夫なものが使われているらしく、非常にタフで、2年間使ってもほとんど色あせることなくその品質を保っています。
以前使っていたバックは、使い始めて1年足らずで驚くほど色あせてしまったので、このバックのタフさには感心しています。使い続けることで、職人さんのこだわりが伝わってくるように感じます。
ロワーレン ショルダーバッグの使い心地
バックの中央には金属製で比較的分厚いタブがついており、入り口の開閉に用います。タブはとても簡単に回るので、たまに何かの拍子で勝手に回り、ふたが開いてしまうことがあります。ですから、防犯の上では若干難ありかもしれません。
ふたの留め具も金属製で、ここのタブとの接触部分が摩擦により傷ついています。ただ、傷自体はほとんど目立たないので、バックを使う上では問題ありません。
ベルトはバック本体の雰囲気と比べると比較的細目ですが、丈夫なので使う上では支障はありません。ベルトの表面にもバック本体と同じレザー生地が使われています。
バック本体との連結部分も脱落がないよう丈夫に仕上げられています。
バックの内側はフランネルタッチの生地があしらわれていて、上品な印象を受けます。
ポケットは大きく分けて2つあり、メインポケットには財布やスケジュール帳などを入れています。小型のタブレットなどを収納することもできます。
ただ、本を2~3冊入れるとそれだけでバック全体がパンパンになってしまうので、容量としてはそれほど大きくありません。ですから、ペットボトルなどの飲み物を差し込むのにはあまり適していません。
メインポケットの内側にはいくつかの収納スペースがあり、名刺ケースやイヤホンなどの小物入れることができます。中央にはペンホルダーが2本分装備されていて、普段はシャーペンとボールペンをそれぞれ一本ずつ差し込んでいます。とっさに何かを書き留めたい時などにはなかなか便利です。
サブポケットにはスマホや電子手帳を入れています。こちらは広さや奥行きが限られているので、小さくて平たいものを入れるのに適しています。
バックの背面にはファスナー付きのポケットが付いていますが、こちらのポケットは普段ほとんど使っていません。
微妙な位置関係で、収納スペースとしてはそれなりの容量はあるのですが、ここに何かを収納すると肩から下げるときにとてもかさばってしまい、バックを使う上ではあまり快適ではありません。
これまで使ってきて感じた事
2年間使ってみて、バック全体を見通した印象としては劣化はほとんどありません。強いて挙げるとすれば、細かな糸のほつれや、底の角の小さな擦り減り程度です。
ベルトを固定する金具にも少し擦り傷が見受けられますが、これはこれで趣があるので気に入っています。
ほぼ毎日使っていますが、今のところ同じバックを使用している人を見たことがありません。ですから、誰かとファッションが被ってしまう心配もないかと思います。
バックの仕様は用途によりさまざまかと思いますが、複数の小物を不都合なく持ち歩くにはとても最適なバックです。
その反面、厚みのあるものがあまりうまく入らないので、持ち歩くものが多い場合はブリーフケースなどと組み合わせるか、別の大きなバックを使用することをおすすめします。