コントワー・デ・コトニエの黒革トートバッグを4年半愛用したレビュー
コントワー・デ・コトニエの黒革トートバッグです。
ブランドの特徴が出ているシンプルな形が一番気に入っています。大きい割には持った時に不格好にならないところが好きですね。色も黒が欲しかったので、落ち着いた色合いに満足しています。
このバッグは、どんな服にでも合います。大学時代はカジュアルな格好が多かったのですが合わせやすかったです。
就職活動中はさすがに無理ですが、大学でのセミナーなどはこのバッグで行くこともありました。社会人になって、多少は格好がキレイめになったので、更にヘビーローテーションで使っています。
実際に使って感じた良かった点、悪かった点
大学生の時から通学用として使っていました。実際に使ってみて気に入ったのは、機能的なところです。
普段から物が多い方なのですが、教科書、本、財布、アイパッド、ペットボトル、タオル、ヘアワックスなども十分入る大きさです。
作りが丈夫なので、いろいろ詰め込んで重くなっても持ち手が取れるようなことはありません。
肩にかけやすい持ち手の長さや、ポケットが多く整理しやすい機能的なところもとてもいいですね。
内側のポケットのところにウォレットチェーンが付いているので、僕はそこにキーケースを付けてなくならないようにしています。
悪い点はあまりないのですが、強いて言えば『自立』できないところです。バッグを置くとパタッと倒れてしまいます。
中身が少ない場合は、真ん中あたりでくたっと折れるか、形が崩れてしまいます。せっかく形が格好いいのに型崩れしやすくなるので困ります。
大学時代は、できるだけパソコンを入れたりファイルを入れたりして形が崩れないように工夫をしていました。
革製品なので、布に比べるとコンディションのキープは難しいです。定期的にメンテナンスをしないと長く使えないので、拭いたりクリームを塗ったりしています。
若干面倒くさいですが、末長く付き合っていきたいので仕方ないですね。
エイジング後の違いについて
新品当時は、革が硬かったと色は漆黒でパリッとした印象のバッグでした。僕の扱いに問題があるのかもしれませんが、買ったころに比べると艶がなくなったように思います。
4年間使用すると、革はかなり柔らかくなり、真ん中あたりで折れやすいシワができてしまいました。僕は使い込むうちになじんできたこのバッグが好きですが、ずっとパリッとした硬い革バッグをキープしたい方は、このバッグはお勧めしません。
今まで僕が使っていたバッグは、使用後数年したら縫い糸がほつれたり、チャック留め金が取れることがありましたが、このバッグは持ち手部分はしっかりしていますし、内側のチャックやポケットはホロコビもなく、すごく丈夫です。
また、ところどころ色が禿げてしまったところもあるのですが、ちゃんとメンテナンスをすればキレイになると思います。
内側の布はいろいろな物を入れたおかげで結構汚れてきました。一度クリーニングに出した方が良いかもしれません。
コントワー・デ・コトニエの特徴
1995年にフランスで誕生したコントワー・デ・コトニエは、女性向けブランドとして、フランスの自然体で飾らないファッションとライフスタイルを提案しています。購入層は20代~50代の女性が主です。
それはブランドコンセプトが『母と娘』であるからで、世界中の幅広い層の女性に愛されています。
男性のファッションアイテムは数が少ないですが、女性向けと同じくシンプルで個性的なフランス的なデザインが多いと思います。
バッグや財布は男女兼用で使用できるシンプルで、実用的なラインも多く発表されています。
購入理由
大学生時代は、レディースブランドも良いものであれば取り入れることが多かったので、このブランドのバッグもインターネットで『黒・革・大きめ』のキーワードで探しているときに出会いました。
早速一番近い大阪の店舗に連絡して在庫を取り寄せてもらい、実物をしっかり見てから購入しました。
正直、いつもはそこまでしないのですが、値段が自分の予算よりも高かったのと、長く使えるバッグだという直感から行動を起こしました。
店舗で見せてもらうのは若干恥ずかしかったですが、見た瞬間、これだ!と思いました。買って後悔は一切ありません。
まとめ
女性ブランドでも良いものは良いので、これからもあまりこだわらずに好きなものを購入しようと思います。
女性ブランドのほうが作りが繊細なので使い勝手がいいという面もあります。
これ以上痛まないようにすることが今の課題なので、しっかりとメンテナンスをして長く愛用していきたいと思います。