ペッレモルビダ「Maiden Voyage(メイデンボヤージュ)」のトートバッグをレビュー!!
使い始めて2年が経過したペッレモルビダのトートバッグ「Maiden Voyage」について、購入した理由と合わせて使用感をレビューします。
ペッレモルビダ トートバッグの気に入っているところ
高級感のある素材・デザインながら大容量で使い勝手よし。
トートバッグというとカジュアルな印象がありますが、ペッレモルビダの「Maiden voyage」は仕事でも使えるオフィシャル感を備えています。
主張しすぎないデザインながらほどよく高級感もあり、内側にはポケットやペン差しなどを備える機能性もあります。
荷物が散らばってしまいがちなトートバッグですがこれらを使うことで小さなものの収納と大きなものをざっくりとしまう手軽さを両立している点が他のトートにはない魅力となっています。
内側はマイクロライトスエードで加工されており手触りがよく外側との色味のバランスも良いです。
メイデンボヤージュ トートバッグを使って感じた良かった点、悪かった点
実際に使ってみると、「肩掛けができる」のはとても優れた点だと気付きました。
手持ち部分がある程度大きいのでコートを着てても問題ありません。
ただ、本革のトートなので本体自体にもそれなりに重量感はあるのですが、大容量なのでものを詰め込んで持ち歩くとかなり重たいんですよね。
ですが肩掛けするだけで重さを感じにくくなりますし、両手が空くことで鞄を抱えながらメモを取ったりなんてこともできるようになります。
重さを感じにくくなるという点では肩こりで悩む方にも肩掛けトートはオススメです。
内側にはカラビナをかけるフックが付いていて、これも意外と便利でした!
私は自転車の鍵などをカラビナキーホルダーに付けているのですが、出勤時にはいつもこの定位置に引っ掛けています。
鞄に鍵を入れておいて、家について探すとなかなか見つけられないってことありますよね。
フックにかけておけば見つからない!ってこともなくなります。
対して、ネックはやはり重さだと思います。このバッグが特別重いわけではありませんがやはり革。書類を入れることを想定すると、ナイロンのビジネスバッグと比較するとある程度の重量感は感じます。
ただ肩掛けできる点と、重量感が高級感を醸し出している要素にもなっているのでここは単純なデメリットではないと考えています。
エイジング後の違いについて
新品の時はぴん!とは張った艶のいい革の感じがあります。金具もピカピカで、内側のポケットも型がしっかりと付いています。
使っていくと革自体の特性で柔らかくなるのがいいですね。肩掛けしたときに体に沿うようになじみます。
逆に柔らかくなることで自立しにくくなることと(新品の時でもある程度柔らかいので自立はしませんが)、持ち手の根元が毛羽立ってくるところはエイジングというよりも劣化する部分ですね。
そこもハサミでチョキっと切ってしまえば何の問題ありませんけどね。
内側のポケットは生地が厚くないので潰して使っていると型が崩れます。ここはある程度の使用感は仕方がないと思います。マイクロライトスエードの手触りも劣化しますが、折傘などを濡れたまま入れない、汚れをふき取ったりすることである程度保てると思います。
「ペッレモルビダ」というブランド
ペッレモルビダは日本ブランドです。
名前からは海外ブランドを想像しますが、「LEON」などの創刊に携わった干場義雅さんが立ち上げたブランドです。(みなさんお顔はご存知だと思いますよ!)
コンセプトは「本質を知り、優雅さを求める大人のブランド 」
快適で優雅な船旅に持って行きたくなるような、細部にまでこだわったものづくりをされています。
船旅がキーワードとして出るように、ペッレモルビダのトートバッグにはホイッスルが付属しています。
これは船員がホイッスルを使って連絡を取り合うことから、船旅をイメージするペッレモルビダ製品に付けられているようです。
名称も「Maiden voyage」とやはり船や旅を想起させる名前が付けられています。
デザインはレデイース展開もあるものの、ほとんどはユニセックスで男性でも女性でも使えるものになっていると思います。
革製品のバッグがメインですが、革用のメンテナンス製品や時計などのラインナップも展開しています。
ファスナーにはスーパーホワイト加工がされており、細部にまで配慮された日本製のいい意味での丁寧さを感じるブランドです。
ペッレモルビダのトートバッグを購入した理由
ペッレモルビダではトートバッグも種類がいくつか展開されています。
私がこの型を購入した理由は
・大容量
・機能的
・肩掛けができる
・仕事で使えるデザイン
を満たしていたからです。
ビジネスバッグとしては大きめな部類に入ると思いますが、PC含めたある程度の荷物を日々持ち運ぶ方には使いやすくオススメです。
まとめ
30代のビジネスマンでビジカジスタイルの方、普段荷物の多い方、又はマザーズ(ファザーズ)バッグとしても使えます。
デザイン自体は奇抜なものではないので、ライフスタイルに合わせた色々な使い方に対応できる懐の深さがあります。
少し値段が張りますので雑に扱うには勇気がいりますが、水に濡れないようにだけ気をつけていれば長く相棒として活躍してくれるはずです!
日本製で耐久性もありトートとしての利便性(荷物の出し入れがしやすい)も確保しつつ中も機能的。大は小を兼ねる考えの方にはとてもオススメできるバッグです。