オロビアンコのリュックサック(CULTO-C 02)をレビュー
通勤時に使うビジネスバッグは、ブリーフケース派か、トート派が主流、といった感じで、リュック派の人は、まだまだ少数という印象です。
ただ、数ヶ月くらい前から、自分の中で、猛烈にバックパック欲が高まって来てしまい、抑え切れなくなったので、思い切ってこのオロビアンコのリュックサックを購入しました。
リュックサック(CULTO-C 02)の気に入っている点
ブランドをオロビアンコに決めたのは、通勤時でも、プライベート時でも、どちらでも使えそうな雰囲気の、華やかなバッグが揃っていたからです。
カチっとし過ぎている、地味な印象のバッグだと、通勤時には向いていても、休日に使いづらくなってしまいそうなので、それだとまた別のリュックがいるなぁ…と。
予算的に、2つ新調するほどの余裕はなかったので、オンオフ兼用っぽいブランドを探していたところ、オロビアンコがピッタリだということになったんです。
結果、このリュックにして、とても良かったと思っています。
ジャケットを着て、デニムや、コーデュロイっぽい素材のパンツなんかを合わせた時にも、このバッグは、とてもよく似合ってくれます。
全体的な雰囲気は上品なんですけど、細かい装飾が凝っているので、派手!まではいきませんが、ほどほどにゴージャスな印象があるな、と。そこが一番気に入っているポイントです。
ちなみに、このバッグは、2トーンカラーで構成されているのがオシャレなんです。
色のバリエーションはけっこう多くて、悩みましたが、僕はネイビーっぽい色に、赤茶系の差し色が施されているバージョンを選びました。
鮮やかなブルーのラインが入っているものも気になったんですけど、基本的に通勤に使うものなので、そこは無難なものの方が安心かな、と思ったのが判断の決め手でした。
僕がこのバッグを初めて見た時は、ネット上の画像だったんですが、正面から見た時の印象は、けっこうゴツいのかな?って感じでした。登山ができるくらいのボリューム感を想像したんですよね。
ただ、実際は、マチの幅がそれほど分厚くなくて、わりとスリムというか、スマートでスタイリッシュな印象を受けました。
あと、リュックサックって、けっこう、一時的に背中から降ろして、持ち歩きたい瞬間があったりするんですが、そんな時、ハンドルが付いてくれているのは、かなり便利だな、と思いました。
多くの商品に、標準で備わっている機能だとは思うのですが、たまにハンドルのないリュックもあるので、これはかなり良かったと思える点です。
リュックサック(CULTO-C 02)を使用してみた感想
容量に関して、これで特に不満はありません。
通勤時に必要なものは全部入りますし、たくさん入れても、背負心地が良いので、負担に感じることはないです。ポケットも多くて、小物の整理整頓にも向いています。
サイドポケット&フロントポケット。
リュックのフラッペ部分にもポケット。
内部にアクセスするために、いちいちフラップを開けるのが面倒クサそう…と思う人もいるかもしれませんが、実はサイドにジップが付いていて、ここから直接中に手を入れられるので、わざわざ全体を開閉しなくても、ちょっとしたものは、スッと出し入れすることが可能なんです。
これはストレスフリーだな、と思いました。
外装は、見ての通りなんですが、実は内装も凝っていてオシャレです。
オロビアンコのロゴを簡易化した、「ob」の文字が模様になっていて、ちゃんと高級感があります。こういう、見えない部分もしっかり造られていると、地味に嬉しくなります。
ちなみに、このリュック、底面にちゃんと、鋲が打たれてるんです。
リュックサックなのに、鋲が打ってあるって、すごく丁寧だな、と思いませんか?
マチ幅がそんなにないので、完全に自立させるとなると難しいんですが、壁などを使って立て掛けつつ、床に置かないといけない、なんてシーンでは、この鋲が心強い味方になってくれるって感じです。
まとめ
通勤をバックパックスタイルに切り換えたい、と考えている人には、オロビアンコでのデビューをオススメします。
カジュアル過ぎずに、きちんと、ビジネスバッグっぽい雰囲気をまとってくれているので、切り換えてすぐの時に、妙な違和感を抱かなくて済むと思います。
この商品の価格は5万円台です。素材に、ナイロンだけでなく、レザーも使われていたり、装飾が凝っていたりするのに、この価格でいい、というのは正直、安いなと思いました。
オロビアンコはイタリアのブランドで、イタリアと言えば、ファッションの本場ですから、それなのにこの値段、というのも、オススメできるポイントです。
僕は使っていない機能なのですが、キャリーバッグとも連結できると仕様に書いてあったので、出張が多い人にも向いていると思います。
ただ、けっこうな収容力なので、これ1つで済んでしまうかもしれませんが…。
出張時は、お土産の購入なんかで手荷物も増えますから、ハンズフリーでいたい場面も多いと思いますので、検討してみてください。