TRUSSARDI(トラサルディ)メンズバッグの特徴や魅力、世間の評判は?
トラサルディは、ダンテトラサルディによって、1910年に創立された、イタリア北部、ベルガモの革製品ブランドです。
元々は、革手袋の製造をメインに行っていたのですが、鞣し革で作られた、柔らかくてクオリティの高いトラサルディの手袋は、すぐに社交界で評判となり、王室御用達のブランドに成長。
出典:https://www.trussardi.com/it/it
トラサルディが改革を行ったのは、1973年のこと。手袋が創業当時ほど、必需品とは呼べない時代になってきたため、孫のニコラトラサルディが、バッグの分野に進出。さらに、アクセサリーなどの開発にも着手します。
また、80年代にかけては、アパレル業界にも進出していきます。
スキーウェア、ニット、子供服などの展開もスタートし、衣服のブランドとしても知名度を上げていくことになります。
88年には、ソウルオリンピックでイタリア選手団のユニフォームを手がけるなど、世界的に有名なファッションブランドとしての地位を確立します。
商品の特徴は?
トラサルディの世界観は、とにかく高級感があって、上品でオシャレ。基本的には、ブラックやブラウンを基調とした、落ち着きのあるテイストが主流なのですが、適度に尖った雰囲気の、革新的なデザインなんかも展開されており、セレブの美的センスをくすぐってきます。
バッグ自体は、たとえオーソドックスであっても、ディテールが凝っており、他にはない雰囲気が漂っているので、一目見て一流品であるということがわかるオーラに満ちています。
購入層や価格帯は?
トラサルディの購入層は、海外のセレブリティ感溢れるブランドに目がない、ファッション通な人々です。
グッチやヴィトンやコーチなど、メジャー過ぎるブランドに走ると、単純だと思われてしましそうで、ちょっと…なんて人にとって、トラサルディという存在は、絶妙に自尊心をくすぐってくるのです。
価格帯は高価で、ハイブランドに属してはいるのですが、それでも、バッグで10万円を越えてくるほどではないので、多くの人にとってほどよく「贅沢」が感じられるラインと言えるでしょう。
世間の評判は?
トラサルディは、そもそも日本人の間で、身近なファッションブランドとしてあまり認知されていないようです。
それこそ、昔の時代に、手袋のブランドとして流行った…という記憶を持っている人もいるようですが…。
特に非の打ち所も見つからなければ、絶対これでなければ!という強い個性があるわけでもなく、海外のことに詳しい高貴な人が愛用しているブランド、というようなイメージです。
お薦めの商品は?
Borsone Boston in pelle di vitello tresor
本国の公式HPに掲載されている、トラサルディのエレガントなボストンバッグです。
オールブラックのクラシカルなボディに幅広なベルトのディテールがよく映えている、センスの良さが感じられる逸品です。
いかにもイタリアからやってきた、オシャレなバッグという空気感が醸し出されています。
ラフな空気感でありつつも、エレガントな大人っぽい風合いで、セクシーさも漂っている、ブリーフケースです。
通常、このようにロゴが入れられているブリーフケースは珍しいので、個性を際立たせたい、という人にもお薦めできます。
取り外し可能なショルダーストラップも付いていて、利便性の高さも抜群です。
どこで購入できる?
トラサルディは、そこまで日本に定着していないブランドで、公式ホームページも、日本向けには造られておらず、本国の言語によるサイトが展開されているのみです。
そのため、気軽にオンラインショップを頼ろうとしても、実際、商品を手に入れるまでには、ちょっと苦労があるかもしれません。
zozotown や Amazon で一部、取り扱いもありますが、少なくともバッグに関しては、公式ホームページに掲載されているほど、豊富な商品が揃っているわけではありません。
ただ、東京の上野や、そごうの神戸店、川口店、名古屋の三越など、チラホラと実店舗が存在しているので、興味がある人は、こちらを訪ねてみてください。
また、最新の情報によると、2017年にトラサルディジャパンが設立された、とのこと。
まだ、ネット上での目立った展開はないようですが、これから日本で活躍が期待されるブランドなので、目を離さないでおいた方が良いでしょう。
まとめ
以上、イタリアで誕生した、高級ブランド、トラサルディに関して、特徴や魅力、世間の評判などをお伝えさせてもらいました。
現段階では、日本と馴染みがあまりないブランドとなっていますが、トラサルディジャパンも設立されたので、今後、メジャーなブランドとなっていくかもしれません。