シンプルでお洒落!豚革製のREN(レン)ボストンバッグをレビュー
レザー小物を取り扱う国産ブランド、REN(レン)のボストンバッグです。
なんと言っても持ち味は、無駄な装飾を省いたレザーの風味だけを楽しめるシンプルさです!
このRENボストンバッグの気に入ってるところ
素材はなんと『豚革』を使用しています。
多くの鞄をはじめとするレザー系の小物は牛革がメインで、あとは羊の革などがほとんどかと思います。
その中でもRENは『HALLIE / ハリー』という、革本来の素材を味わえるように、コーティングされていないオリジナルのピッグスキンを私用しています。
この革はマットな質感と、柔らかい触り心地の素材感で、『HALLIE / ハリー』という革本来のナチュラルな表情をいかしたRENオリジナルのナチュラルピッグスキンです。
マットな質感、ソフトな肌ざわり、革のよさを全面に押出した素材感はひとつひとつ微妙にムラが違うオリジナルバッグを生み出します。
この革はとても軽く、使い心地も抜群です。
RENボストンバッグの良いところと悪いところ
購入時に思っていたよりも容量が大きいところがグッドです。
文庫本なら20冊は軽く入ります。
ダブルチャックいうこともあり、チャックが壊れる心配はありません。
また、使われている素材がやわらかいため、とても薄く、持ち運びにも快適です。
中はシンプルに小物入れになる内袋がひとつです。ここによくスマートフォンやパスケースをいれています。
また良いところであるシンプルさと表裏一体の悩みですが、中に仕切りがないため小物がぐちゃぐちゃしたり書類がよれる可能性があります。ビジネス用には向いておりません。プライベートでカジュアルに使用するためのものです。
それと持ち手とバッグのつなぎ目は、その柔らかい素材が縫製されているだけのため、あまりに重たいものをいれると破けそうな不安があります。
新品時と使用してからを比べて
コーティングされていないため、傷はつきやすいです。
また、年数がたつとすこし毛のある印象の革ですが、てかてかと『使いこなれた』具合になってきます。革好きにはたまらない、「自分だけの革」になってきます。
新品のときの革をずっと保つのは難しく、あくまで革の経年変化を楽しめる人向けです。
革の王道をゆくジャパニーズブランド『REN』
RENというブランドはRENの製品は、素材選定、型紙製作、プロトタイプ製作をすべてデザイナー自らおこなうことで、一貫したコンセプトを保っている日本のブランドです。
実際に人が使用したときの馴染み具合と、素材の特性を生かし、無駄な装飾を省いたシンプルなモノ作りを行っています。
バッグはビジネスバッグからトートバッグ、ショルダーバッグなどを販売していますが、どれもシンプルな作りで、革本来の良さを引き出しています。
基本的にメンズ向けですが、ひたすらシンプルなつくりなので、性別も年齢も問わず広く使われやすいものになってます。
また、バッグ以外にも財布や名刺入れ、アジェンダカバーなども取り揃えているため、小物をRENで揃えるのも一興だと思います。
購入理由
元々同じブランドの豚革の財布を一目惚れで購入しており、それに合わせて名刺入れも揃え、ビジネス用に使っています。
使えば使うほど自分の形に馴染んでいく革の良さを知り、バッグも欲しくなりました。
色は黒以外にもキャメル、ピンクベージュ、ブラウンがあり、だいぶ悩みましたが一番使いやすそうな黒を選びました。
まとめ
革好きな方には是非ひとつはお勧めしたい一品です。硬めの革がお好きな方には向いてないかもしれませが、素材の柔らかさと滑らかさ、そして軽さに魅了されたら何年も大切に味わいたくなります。
もう3年以上使っていますが、シンプルなため飽きもしませんし、流行にも流される心配がないので、安心して使えます。
これからも長く大切に使用しきたい愛用品です。