営業マンが語る!TUMI(トゥミ)ビジネスバックを4年愛用したレビュー
営業職について10年目を祝して自分で購入したTUMIのビジネスバック ALPHAシリーズ。使用して4年になります。
できる営業マンはTUMIを持っているというイメージが僕の中にはずっとあり、いつか自分もと思っていました。
32歳になり、昇進と営業10年を祝して自分的にはかなり大奮発し購入しましたが、使ってみると一長一短。今回は実際の使用感を正直にお伝えします。
抜群に気の利いた100点の収納力
このバックの魅力は、なんといっても収納力。
これでもかというくらいにあるポケットの数々です。それもよく工夫がされています。
例えば、折り畳み傘入れ。
内部が完全防水になっています。
濡れた傘をそのまま入れても、他の場所へ浸水することはありませんので、紙資料やパソコンが濡れてしまう心配はありません。
しかもこの傘入れ、嬉しいことにペットボトルがすっぽりと入る大きさ。
晴れ予報の暑い日には素分補給用に凍ったペットボトル飲料を入れます。結露した水滴が漏れる心配もなく、重宝しています。
メイン部分にあるPC入れも魅力的です。
ノートパソコンを想定しているようで、この部分のマチはさほど広くありませんが、仕切り素材が頑丈で固く、底に衝撃吸収クッションが入っているので、安心してパソコンを入れておくことができます。
他にも、至る所に両手では足りないくらいの小さなポケットがあり、営業マンであれば備えておきたい、予備の資料、名刺やネクタイ。急な接待用の二日酔い防止サプリ。エチケット用のタブレットやガム。もちろん、ペンやメモまで、全てに独立の収納スペースをあてがうことが可能です。
機能性は抜群だがレザータイプのバッグは重い
収納も多く、マチも広く、大容量という機能性とシックなデザインを兼ね備えているTUMI ALPHAシリーズ。持っているだけで背筋が伸びる気がしますし、周囲の評判も好評で「かっこいいですね」「できるって感じですね」と褒められることばかりです。
自分自身も、前面の多数のポケットに比べて、背面はスッキリとしているこのギャップのあるディテールも、すごくに気に入っています。
しかし、このバックには大きな欠点があります。それは、重さです。
ALPHAのシリーズの人気上位商品の多くは、FXTバリスティックナイロンという、耐久性の高い高密度ナイロン素材が使われています。
実は、買う前にレザーにするか、ナイロンにするかと悩み、インターネットでレビューを見て、店頭に何度も足を運び、確認を重ねた後にレザータイプの購入を決意しました。
理由は、ナイロンにはないレザーの重厚感と耐久性です。レザーであれば手入れ次第で、下手したら一生ものになるのではないかと思いました。
しかし、今はナイロンにしておけば良かったと思います。それくらい、とにかく重いです。
資料やパソコンなどフル装備してしまうと、一般女子なら声を上げてしまう重さになります。
それも、実際使ってみると、ナイロン素材との重厚感の差を然程感じられません。そんなに他人がレザーなのか、ナイロンなのか、なんて見ていないんですよね。
TUMIを持っている人に箔があるように見えるのはこのデザインなのだと買った後に気が付きました。
今は、大事なアポイントの場合は、このバッグを使用していますが、通常は薄いレザーのトートバッグを利用して使い分けています。
TUMI(トゥミ)の4年使用したエイジング
観ていただいて解る通り、レザーといえども使えば使うほどに劣化します。
これでも、手入れはしてきたつもりです。しかし、表面にされている光沢・防水加工が取れてしまうと、なかなか革靴のように磨くわけにもいかなくなってきます。
でも、そこは、さすがのレザー。先日修理屋に見積りを取りましたら、8000円ほどである程度復活するとのことでした。
とはいえ、見かけは復活しても、新品の時は中身が空っぽでもピンと張っていた芯も弱り、形は崩れてしまいました。
常に物をそれなりに入れておかなければ、せっかくのTUMIのデザインが台無しの状態です。そうやって、物を入れるほどに持ち手もボロボロになってきます。
長く使いたいからとレザーを買いましたが、修理に出して、あと二年使えるかどうかというラインです。
まとめ
買って良かった。でも買い替える時はナイロンにしようというのが率直な気持ちです。
営業バックは毎日使う武器です。その武器が重すぎて商談前に疲れてしまっては、元も子もない話です。
また、一生ものになるかもと期待して購入したものが、どんどん劣化し、手の施しようがなくなるものまた悲しい話です。
ただし、この気の利いたデザインと収納力は手放したくないので、営業バックは消耗品であると割り切って、次は全く同じ形の素材違いを購入しようと思います。