ココマイスター『マルティーニドンカスター』の使用感をレビュー!
僕は一人旅が大好きなのですが、何が好きって、絵になる旅行者になりきること…というか、自分自身のスタイルも含めて、旅行先でしか味わえない「雰囲気」を存分に楽しみたいと思うタイプなんですよね。
つまり、機能的で、軽量性や防水性なんかを重視しているバッグよりも、旅先の雰囲気に溶け込んでくれるような、そして可愛らしくて連れ歩きたくなるような、趣ある旅行バッグにしか、元々興味がなかったんです。
ココマイスターというブランドは、ネットの広告で何度か見かけたことがあって、なんとなく勝手にビジネスバッグのイメージを持っていました。
ただ、フラリと店に入った時に、このバッグが目に入ってきて、思わずビビッと来てしまったんです。これこそ、絵になる旅行者になりたい人のためのバッグだなぁ!と感じたんですよね。
僕は「いかにも」という感じのする、海外の高級ブランドバッグを使うことに対して、ちょっと気恥ずかしさを感じてしまうタイプなんです。なので、「ココマイスター」という、まだ知名度的に「これから」な感のあるブランドは、むしろ先駆者的でオシャレというか、僕にとってはちょうどよい選択肢かな、と思いました。
このバッグの中で気に入っているポイント
やっぱり、独特の見た目ですよね!紙芝居でも始まるんじゃないか…っていう、ちょっとレトロで、かつ大袈裟な感じの装飾が、贅沢というか、唯一無二な感じがして、とにかく気に入っています。
中を開けた時の雰囲気も、ゴージャス感があって大好きです。
内装がスウェード生地だからですかね。カバンの中というよりも、小さな部屋…くらいの贅沢さが感じられますよ!上蓋についているポケット部分の、クシュッとした感じも、温かみがあって好きです。
ここには、大切なものを入れたくなります。
上蓋と底をつないでいる金具の感じもレトロで、何とも言えない風情というか、情緒を感じるんですよね。
ステッチもものすごく正確で丁寧で、細かいですよ!この辺りは、さすが、日本の職人さんが手作りしている高級品だな!という感じがします。
ダイヤルが両端に付いている感じも気に入っています!
1つでいいのに、あえて2つなところが!とことんデザイン重視なバッグって、嫌いじゃないです。
このバッグを使ってみた感想をレビュー
使ってみて、便利か…?というと、決してそこまで使い勝手が良いというわけではありませんし、軽量で持ち運びやすいわけでもありませんし、人によっては、これはダメなバッグだという烙印を押してしまうこともあるでしょう。
ただ、僕はこのバッグに機能性を求めて購入したわけではありませんので、その辺りのことは全く気にしていません。
そりゃ、キャスターが付いていた方が持ち運びには便利でしょうし、ワンタッチでパカッとオープンできたら便利だろうなぁ、とも思います。
重さも1キロいかないくらいだったら、楽々持ち歩けることでしょうし、全体がナイロン素材のバッグだったら、防水性も高くて、もっと気軽に使えるはず…。
ただ、それだと、このバッグのような「特別感」は出せないのだろうと思います。
愛着というのは、ちょっとした面倒臭さや、手が掛かるなぁ…という思いを全て受け入れ、乗り越え、「それでも、このバッグが好きなんだ!」という気持ちを持ててこそ、湧いてくるものなんじゃないかなぁ、と僕は思っていますので。
こう書いてしまうと、まるで、このバッグがどうしようもなく使い勝手の悪いバッグかのように思えてしまったかもしれませんが、決してそんなことはないです!
使う人の気持ちを考え、荷物はとても入れやすいように設計されていますし、そもそも大容量で、とても心強いです。
丁寧に角の部分が補強されてもいますので、多少の衝撃や汚れであれば、受け入れてくれるところもありがたいです。
持ち手部分も握りやすく作られているので、多少重たくっても大丈夫です。
それよりも、何よりも、僕にとって一番大切なのは、このバッグを持つことで、旅行者として「様になっているかどうか」なので!スマホや財布など、よく取り出すものは、ポーチなど、別のバッグに収納すれば良いと思っていますので、このバッグは、とにかく衣類や書類や機材なんかを、大切に持ち運ぶことさえできればそれでいいんですよね!
まとめ
『マルティーニドンカスター』を購入したキッカケや、気に入っている点、使用してみた感想などを書かせてもらいました。
かなり思い切った買い物ではあったんですが、唯一無二な魅力を感じる商品にお金を掛けるって、とても幸せで贅沢なことだと思います!
実際、このバッグのおかげで旅が何倍にも楽しくなりました。このバッグに合う服が欲しい…、そして今後は、その服に合う帽子が欲しい…という感じで、このバッグは、僕のレベル全体を引き上げてくれているような、そんな役割も果たしてくれていると実感しています。
機能的かどうか、経済的かどうか、ではない独特の価値に魅力を感じる…という人は、是非、このバッグを一度手に取ってみてください!