『土屋鞄製作所(つちやかばんせいさくじょ)』の特徴や魅力、評判は?
土屋鞄製作所(通称:土屋鞄)は、1965年に土屋國男氏によって立ち上げられた、創業50周年を超える老舗メーカーです。
当初はランドセルメーカーとして運営をスタートさせましたが、現在では、ビジネスバッグをはじめ、トートバッグ、ショルダーバッグ、財布、カード・名刺入れ、コインケースなどなど、高級な本格レザーを使用した多数の商品を製造、販売しています。
土屋鞄商品の製造に携わる職人の中には、若者も多いとのこと。長年、この仕事だけに情熱を注いできた…という、熟練者の技術と、ものづくりをしたい!というフレッシュなエネルギーとの融合で出来上がるのが、土屋鞄の商品です。
(出典:http://www.tsuchiya-kaban.jp/)
土屋鞄の購入層や価格帯は?
土屋鞄の購入層は、30代〜40代の男女です。メンズ寄りのブランドではありますが、ユニセックスな商品や、女性向けの商品も積極的に展開しています。
子ども向けランドセルの販売も行っているので、小さなお子さんも土屋鞄のユーザーだったりしますが、そのランドセルを買ってあげているのは、やはり30代〜40代の大人が中心のようです。
価格帯は、カジュアルな鞄ですと5万円〜10万円あたり、ビジネスバッグですと10万円台前半が中心といったところです。
土屋鞄の人気商品
トーンオイルヌメジップトップショルダー
こちらは、土屋鞄の定番中の定番とも言える商品です。コロリンとした可愛らしい四角形の中に、財布、スマホ、ステーショナリーグッズなどなど、日常持ち歩きたい全てのものがスッキリと収まるので、想像するだけでも活躍する機会が多くなりそうだとわかりますよね!
旅先でも持ち歩きたくなるような洗練されたデザインの、この鞄は、キャメル調の「ブラウン」と、深みのある「こげ茶」の2色展開で、値段は、39,000円(税込)です。
オトナランドセル
ここ数年、日本のランドセルに目を付けた海外のセレブ達が、日常に使用するバッグとして、オシャレにランドセルを背負っている姿をよく目にしますよね?そんな質の高い日本製のランドセルを、カジュアルシーンではもちろん、ビジネスの場においても有効に活用して欲しい…そんな思いから、土屋鞄では『オトナランドセル』というシリーズを展開しています。
黒やグレーのスーツにもよく映える、ヌメ革やソフト牛革のランドセルは、値段がちょうど100,000円(税込)です。
箱型だと、書類をスッキリ整理できるんですよね。ビジネスマンがランドセルで通勤する姿は今後、日本の新しいスタンダードなスタイルになっていくかも知れません。
ただし、こちらのランドセルシリーズはあまりにも人気があり、この記事を書いている現在も、在庫は全て完売状態の予約待ちになっています。商品が無い!となると、何がなんでも欲しくなってきませんか…?
次回の予約開始がいつになるのか、公式サイト上できちんと告知されていたので、気になる人は最新情報をしっかりチェックしてくださいね!
商品の入手方法は?
土屋鞄の直営店は、関東に6店舗、その他、京都、神戸、名古屋、福岡、軽井沢などに、計11店舗あります。公式サイトのオンラインショップをはじめ、楽天やAmazon経由でも商品を購入することが可能ですよ!
購入者の評判は?
購入者のレビューをチェックしていると、概ね満足しているという人がほとんどのようなのですが、時折、激しい怒りを滲ませているような書き込みを目にするのがちょっぴり気になります。
「値段が高い!」という意見は、仕方ないとして…。どう見ても検品ミスの不良品が送られてきたのに、何度も問い合わせるまで、交換に応じてもらえなかった…という話があったり、検品を通った合格品だという説明を受けたけれど、明らかに縫い方が雑でガッカリ!という話が見受けられたり。
こうしたレビューの、どこまでが真実かを判断するのはとても難しいですが、1つ言えるのは、10万円を超えるような高額の買い物は、ネットでは行わない方が無難であるということです。
特に、革製品は画一化された工場で大量生産されるわけではなく、職人の手作業で1つ1つ産み出すものですし、使用する革自体にも1枚1枚「個性」がありますから、どうしても製品の仕上がりには多少のバラつきが生じてしまいます。
そんな中でも、特に美しく仕上がった製品を、直営店の店頭に並べるか、それともオンライン販売用の在庫に回すか…工場長になったようなつもりで、我が身に置き換えて考えてみて欲しいのです。
もちろん、全て合格品!ではあるのでしょうが、多少見劣りするものがネット通販用に回されてしまうのは、どうしても仕方のないことなのではないでしょうか?(あくまでも憶測の範囲ですよ!必ずしもそうされているかどうかは不明です。)
故障した場合の修理は?
あらかじめ注意をしておいて欲しいのが、土屋鞄では、故障した場合の修理が有償であるという点です。
本物の革を使った製品は、日常におけるメンテナンスが必須なので、手入れをすることに喜びを感じられない人には、そもそも購入すること自体、あまりオススメできません。そういった方は、無期限で保証してくれるようなメーカーの鞄を購入した方が良いでしょう。
土屋鞄の商品を購入する時は、長年付き合っていく相棒を探しに行くようなつもりで、できるだけ直営店に出向き、実物を手に取ってから決意をしてください。そして、その相棒を、大切に可愛がってあげるつもりで、しっかりメンテナンスを行ってあげて欲しいです。
まとめ
土屋鞄は、30代〜40代の、若い感性を持ったオトナの男女に人気の老舗ブランドです。
ビジネスバッグなどのラインは10万円超えの商品が中心ですが、日常でカジュアルに使えるタイプのショルダーバッグやトートバッグなどであれば、3万円台くらいからで入手できますので、気になった方は今すぐチェックしてみてください!
ネットでの高額な買い物はトラブルの元ですので、できるだけ直営店に足を運び、実際に商品を手に取って納得してから、購入を決意するのが良いでしょう。