『BALMAIN(バルマン)』メンズバッグの特徴や魅力、世間の評判は?
BALMAIN(バルマン)は、1945年にフランスで誕生したブランドです。
創設者のピエール・バルマンは、幼少時代より、洋服に強い関心を示してきており、パリの国立美術学校で建築を学んだ後に、モード界へと転向。数々のメゾンを経た経験を活かし、ついに自身の名を冠したブランドを立ち上げたというわけです。
1982年に彼が没した後、バルマンはデザイナーが変わったことにより、路線が変更され、売上が低迷して苦しんだ時代なども経験。
大復活を遂げたのは2006年のことで、これまでのクラシカルな路線から、モダンな雰囲気へと大胆に発想を切り換えたことで、今やファッション業界の中心に位置するようなブランドへと大躍進しています。
今のバルマンがあるのは、新デザイナーのオリヴィエルスティンの活躍によるもの。
彼が就任してからは、メンズ部門の売上が一気に40%も伸び、全体の売上も20%ほど上昇したとのことです。
元々は孤児だったという、ルスティンの生み出す、多様性に富んだ、既存の概念に囚われない斬新なデザインは、ファッション業界全体に衝撃を与えています。
商品の特徴について
見るからに高級感とオーラがあり、自分自身の存在が高まり切っていないと、おいそれと手は出せません…といった感じの商品ばかりが揃っています。
個性が強いため、ファッションとの相性も、良く考え抜くことのできる美意識の高い人でないと、バルマンのバッグをコーディネートに取り入れることはなかなかできないでしょう。
購入層や価格帯について
バルマンの商品を購入しているのは、ファッション通でセレブな人々です。
若くして成功を収めており、さらには、巷のヤンキーや女子高生などがマネしたがる、度メジャーなブランドじゃ物足りない!といった、洗練されたセンスを持つ人々に、バルマンの商品はウケているようです。
価格帯については、バッグで10万円を越すのは当たり前、といったところ。
世間での評判は?
バルマンは、セレブが普段使いしているブランド、と言われていたりもします。
普段からナチュラルに使用したくなる、ということは、それだけ使い心地が良いということの証でしょう。
オシャレ=我慢という説もありますが、少なくともバルマンに関しては、そういった「尖った」感じは、「ありそうでない」ようです。
センス的には尖っているようでも、実は人肌に優しいブランド、といった感じの評価を得ています。
オススメの商品をご紹介
バックルやキルティングなどのディテールが凝っている、バルマンらしい表情の光るメッセンジャーバッグです。
こういった、高級感溢れる、セクシーなバッグをさらりと斜め掛けできたら、ファッションセンス的にはかなりの上級者といったところでしょう。
ショルダーストラップは取り外しができるので、クラッチバッグのように使用することも可能です。
セレモニーなどのシーンでも活躍が期待できるので、1つ持っておくと確実に重宝することでしょう。
価格は、18万円台です。
Green Nubuck Leather Tassel Holdall
こちら「ポーチ」と銘打たれていますが、実は1泊程度の旅行にも対応できるようなサイズ感となっている、ボストンバッグ風の商品です。
普通の感覚だと、中央の装飾は床に付いてしまうんじゃ…、と不安になってしまいそうですが、そういった既成概念とは全く次元の違うところにある、独特のデザインを楽しんでみてください。
価格は、42万円ほどです。
どこで購入できる?
バルマンの実店舗は、全国で数えると50を越えているため、比較的入手がしやすいブランドとなっています。
特に東京には20店舗もあるため、よく街歩きをしたり、デパートへ行くという人にとっては、お馴染みのブランド、という感じにもなっているかもしれませんね。
ネットで購入を決意するには、少々勇気のいる価格帯のブランドですが、楽天などでも取り扱いがあるため、商品の吟味をする際など、積極的に利用してみてください。
まとめ
バルマンは、ファッションの本場であるフランスで誕生したオートクチュールブランドです。
創設者の没後、デザイナーが入れ替わるなど、紆余曲折や荒波を乗り越えてきましたが、現在は大人気ブランドとして復活を遂げており、特にメンズ部門は売上を急激に伸ばしているなど、確実に「キテいる」ブランドですので、是非とも注目しておいてください。