ビンテージでクラシックなフェリージの本革トートバッグをレビュー
最近では、男性でもパステルカラーや可愛らしい物を持つのが流行っていますが、そんななかであえてのビンテージ感を醸し出すFelisi(フェリージ)の本革バッグを紹介したいと思います。
5年前から使っているトートバッグ
一見すると地味かもしれませんが、個性を追及していないからこそ、どんなコーディネートにも不思議とよく馴染むところが魅力です。
初めてこのバッグを見たとき、ごくごくシンプルな形状になにか惹きつけられるものを感じました。
ちょうどそのとき、レコードや蒸気機関といった、レトロで歴史を感じるものにはまっていたからかもしれません。
黒とも言いきれない奇妙な色の革が持つ、濡れたような光沢についつい目が吸い寄せられてしまいました。
光の加減で黒っぽく見えたり緑っぽく見えたりするところも、深みがあって飽きませんでした。やはり、重みのある色合いは、本革だからこそ出せるものなのかもしれません。
フェリージのバッグを実際に使って感じた事
仕事の資料など、かなり重いものを入れて長時間歩いていたのですが、布がほつれたり伸びたりせず、安心して使えます。
最近のバッグは、見た目重視で重いものを入れるとすぐに破けてしまったりするので、買う前から布の素材感や厚みには気を付けました。
悪かった点と言えば、ポケットがひとつしかないので、細かな整理がし辛い点です。
普段から複数のバッグを持つので、そこまで不便だと思ったことはありませんが、やはり小物を多く持つときは向いていないと思いました。
気づいたら、知り合いから貰った小さめのお菓子が下のほうにあった……なんていうこともありました。
それから、買った当初は形がもうすこし硬めで四角かったのですが、時間が経つにつれててろてろしてきました。なので、本などがすぐに倒れてしまい、取り出しづらいことがありました。不便な点と言えば、それくらいでしょうか。
Felisi(フェリージ)の特徴
フェリージの印象は、暗めの色合いとかっちりしたシルエット、無地のものがほとんどで、クラシックな雰囲気のものが多いです。
細かい装飾などに凝っていて、派手すぎはしないけれどありきたりじゃないところが気に入っています。
特に、装飾としてベルトを多用しているところが好きです。スポーツバッグなど、幅広い系統のバッグを売っているので、結構このブランドで購入することが多いです。
フェリージのバッグを選んだ理由
このバッグを購入した理由は、前にも書いたようにビンテージものが自分のなかで流行っていた、光沢が気に入った、というものです。
ほかにもリュックやウエストバッグのようなものではなく、いかにもバッグという感じのバッグが欲しかったという理由もあります。
会社の上司など、仕事のできる人は普段から手持ちのバッグを持っているイメージが多かったので、自分も自然とこの形のバッグを選びました。
今時のおしゃれも楽しみたいですが、男なら、ひとつは流行に流されない重みのあるバッグを持ってみるのもいいと思います。
わかってくれる人とはとことん語り合えるので、ひそかにバッグやビンテージ好きの人発見機になっていたりもします。
まとめ
五年も使い続けているだけに、時間が経つにつれて少しずつくたびれてはきましたが、自分としてはむしろ、買ったときよりも今のほうが愛着が沸いています。
付けてしまった傷や汚れ、色の劣化……そういうものも含めて愛せるようになるのもいいものです。
見た目や機能性だけでなく、もっと深いところでバッグの魅力を理解できるようになりたいものです。